Chicago Shimpo
日本語メインに戻る
サンスター、グローバル拡大に布石
シャンバーグに新社屋オープン

• サンスターグループの新社屋がイリノイ州シャンバーグに完成し、6月7日にオープニング式典が行われた。
• サンスターグループはスイスに本社を置く世界的な複合企業で、オーラルケア、健康・美容、化学製品、モーターバイク部品などでグローバル展開している。16カ国で4,000人以上を雇用し、世界90カ国以上に製品やサービスを届けている。

• 新社屋は30万2,000平方フィート(約8,488坪)で、敷地面積は80エイカー。I-90のロゼ-ル・ランプのすぐ近くにある。社屋内にはオフィス、最新技術による製造機械、研究開発ラボ、配送設備などが設置されており、シカゴ市の旧社屋で生産していた歯ブラシや医薬品に加え、オーラルケア製品や化粧品など新しいカテゴリーの生産を拡大し、高まる世界需要に対応する。

• 挨拶に立ったサンスターグループ代表で持株会社サンスターSA取締役CEOの金田善博氏は、サンスターの歴史に触れた。サンスターの基盤は先々代の金田邦夫氏によって1932年に創設され、自転車用接着剤の製造販売から始まった。接着剤を金属チューブに注入する技術を持っていた事から、チューブ入りの練り歯磨を販売したのは良く知られている。
• 金田善博氏は、二代目の金田博夫氏(現・サンスターグループ会長)がリーダーシップを取り、社員、アドバイザー、その他多くのサポーターの努力があり、サンスターグループはグローバル企業として成長を遂げたと語った。
• また金田氏は、グループの売り上げが伸びるにつれ、グローバル・ビジネスの強化や製品・サービス提供のために新しい社屋が必要となったと話し、「サンスターの成長と将来のために、みんなで一緒に前に向かって踏み出そう」と呼び掛けた。

• サンスターSA上級執行役員のダン・デカリー氏は38年のキャリアを通し、企業成長に必須である生産能力の重要性に精通している。同氏は「80エイカーの土地を取得できたのは非常に幸運だった。今我々はグローバル・ビジネス成功のために非常に良い立場に立っている」と話し、過去を振り返った。
• サンスターの長期的成長を見据え、大きな生産能力を持つ社屋を作ろうというアイディアを出したのは当時の金田博夫社長だった。デカリー氏は「80エイカーの土地にざっと40エイカーの新社屋が建っている。我々は素早く拡張することができる。将来のための準備はできている」と力を込めた。

• サンスターSAの取締役・中村正一氏は、新社屋を本拠とするサンスター・アメリカズ社の7人の取締役のために日本から七福神のマスコットを持参した。サンスターグループには7つのグローバルブランドがあり、既にグローバル展開が進んでいるGUMブランド以外の6ブランドにも力を入れたい意向。中村氏は、オーラルケアのバトラー、歯科医療品のGUIDOR、日本の美白ハミガキ市場No.1のOra2、化粧品EQUITANCEなどの6ブランドにもっと注意を向けて欲しいと述べ、「考え方を変えて、次のステージに進んで欲しい」と語った。

• 岩藤俊幸在シカゴ総領事は「サンスターは日本のグローバル企業でありながら地元での存在感も示している。イリノイ州で既に成功を収め、州や地元経済に貢献する傍ら、この見事な新社屋から更にビジネスを拡大される事だろう」と祝辞を述べた。
• また岩藤総領事はサンスターが名誉ある2016年Edie賞(Economic Development in Illinois Award)の受賞者に決まっていると紹介し、その貢献を称賛した。

• シャンバーグのアル・ラーソン市長は「サンスターは330人を雇用し、建設中には250の雇用を創出しただけでなく、製造業や国際ビジネスの主要地としてのシャンバーグのイメージを引き上げてくれる。有名メーカーの名前と製品は将来に向けて経済機会を生み出してくれる」と歓迎した。
• また、ラーソン市長は「サンスターの精神は理解している。それには世界の新世代を捉える一方、革新の先駆者となるビジョンや新しいパートナーシップを支持するビジョンがある」と述べ、サンスターへの期待を表した。

• イリノイ州商務局のショーン・マッカーシー局長代理は、サンスターが同州を選んでくれたことに謝意を表し、同社社員の職業訓練支援などでパートナーシップを持つことを喜んでいると語った。また「これらの職業がシャンバーグやシカゴで新しい機会を創ることになる」と述べサンスターを歓迎した。

• サンスターグループ傘下で世界のオーラルケア部門を統括するオーラルケア・カンパニー社長のリチャード・マクマーン氏は「この日が実現するために、このプロジェクトの構想を描き、率先し、支援してくれた金田博夫会長、金田善博CEOを始め持株会社全体の人々のために、献身してくれたアドバイザーや契約会社、サンスター従業員のために、イリノイ州、シャンバーグ、本日出席して下さった皆様のために、そして未来に向けてサンスターの世代に亘る成功のために」と述べ、乾杯の音頭を取った。200人を超えるゲストは各々に升酒を掲げ「乾杯!」と声を上げながらサンスター


Sunstar Group CEO Yoshihiro Kaneda (C) poses for a photo at a ribbon-cutting ceremony with Consul General Toshiyuki Iwado (L), IDC Acting Director Sean McCarthy (L2), Schaumburg Mayor Al Larson (R), and Oral Care Company President Richard McMahon (R2)




Hiroo Kaneda, Chairman of the Sunstar Group, greets to the guests.


The guests and the company members at the opening ceremony