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ET参加者、日本へ出発
シカゴ管轄地域からは140人

• 日本の市町村に派遣されて生きた英語を教えたり、コーディネーターとして地元の国際化を援助するJETプログラム(Japan Exchange and Teaching Program)の参加者が人が7月23日、オヘア空港から日本へ飛び立った。出発前日の7月22日にはオヘア空港近くのホリデイイン・エクスプレスで説明会や歓送会が行われた。今年の在シカゴ総領事館管轄地からの参加者は142人で、全米で2位の規模。

• 挨拶に立った岩藤俊幸在シカゴ総領事は、JETプログラムは創設30周年を迎え現在までに65カ国から6万2,000人以上がJETプログラムを通して日本の実生活を経験したと述べた。また、総領事は「JET生として中西部の事柄を日本の教室や人々に届けて欲しい。また皆さんは日本の歴史、祭り、ポップカルチャー、食文化を多く学ぶことだろう」と話し、「帰国した時にはJET同窓会や日本関係の団体に入り、日本と中西部の友情を支え続けて欲しい」と呼びかけた。

• JET同窓会は世界に約55の支部がある。JETシカゴ同窓会のウェブサイトによると、イリノイ、ウィスコンシン、インディアナ州から600人以上が同会のメンバーになっており、同会はプロフェッショナルのネットワーキング機会の提供やJETプログラム支援、日本に関係する教育機会や採用機会の提供、日米関係の促進など活発に活動している。

• JET同窓生で歓送会の司会を務めたオースティン・ギルクソン氏は、少し緊張気味のJET生から質問を受け、同席したJET同窓生達が質問に答えた。JET生が心配するのは、日本での運転、免許証取得、生徒との関係作り、言葉の壁など。一方、英語を教えることや日本食、新幹線への乗車、東京オリンピックの開催などが楽しみだと語った。

• マイケル・バガイスキー氏は2011年から2012年まで新潟で英語を教え、JETに再度参加する。日本の学校制度の中にいる先生達との付き合い方も今回の課題の一つだという。同氏はJET生の状況はそれぞれ違い、土地柄もそれぞれ違うと述べ、それぞれの違いを受け入れることを恐れないで欲しいとアドバイスを送った。また、JET同窓会に入り、人生を変えるような経験談を分かち合って欲しいと呼びかけた。

• JETシカゴ同窓会のプレジデントのティム・コリンズ氏は、大分時代の自らの経験を話し、これから出発するJET生の緊張をほぐした。また、「JET生は自分の国を代表していることも忘れないように」と呼びかけた。

• アイオワ出身のマギー・ビアーさんは福井県の高校で英語を教える。大学時代に「もし外国で教えたかったら、外国で働いてみたかったら、説明を聞きに来て」という人からの誘いに興味を持ち、JETの情報を得た。素晴らしいプログラムだと思ったビアーさんは願書を出した。
• ビアーさんは大学時代に2年間日本語クラスを取ったが、卒業後は日本語を話す機会がなく多くを忘れたという。日本食については「サーモンが大好きだから大丈夫。何でもトライしてノーとは言わない」と話し、「向こうに行ったらクラスがどんな感じか見て、それから自分の教え方を持って行く。家族は日本行きをとても支援してくれたけど、やはり別れはちょっと寂しい。でもきっと、素晴らしい機会が待っていると思います」と語った。

• オハイオ州スプリングフィールドから来たステファニー・テイラーさんは新潟県の瀬波横町で英語を教える。大学時代にはチューターとして高校生に英語を教え、アジア学科で学び、日本人教授からJETプログラムを勧められた。「それでJETに参加することに決めました。私にぴったりだと思うからです」と話す。
• 「私の日本語はまだまだですが、自己紹介ならできます。生徒達にトウモロコシ祭りや豚の子育て方コンテストなど、私の町のことを話して上げるのが楽しみです」というテイラーさんは「母はとても理解してくれていますが、寂しがっています。だから母も私と一緒にパスポートを取ったんですよ、日本に会いに来れるように」と語った。

• ロビン・ユングウィルトさんはウィスコンシンのグリーンベイ出身で、福井県の小浜市で英語を教える。ユングウィルトさんは日本語をかなり流暢に話す。
• 高校生の頃少年ジャンプを読み、それをノートに書き写しては日本語のクラスに持って行った。以来日本語の勉強を大学3年生まで続け、卒業後は日本人留学生と話して日本語の練習を続けて来たという。
• 英語の教え方について「主に英語の先生を助けることだと聞いています。だから何でも助けになることをするつもりです。それから生徒が何に興味を持っているか勉強して、ゲームなども使って生徒が面白く英語を学べるようにしたいと思います」と語った。

• シカゴ出身のアダム・アイゼンスタインさんも流暢な日本語を話し、長崎県の東彼杵町(ひがしそのぎ町)で英語を教える。
• アイゼンスタインさんは高校時代にゲームや「オタクもの」に興味を持って日本語の勉強を始めた。大学時代には同志社大学に1年間留学した。その時は寮に入ったが、そこにはヨーロッパからの留学生が多く、彼らと過ごすことが多かった。
• JETプログラムには「日本に帰って日本で多くの人と友達になりたい」と応募した。「でも本当の理由は日本の文化、そういうものに興味があるからです」と話す。学校ではゲームなどで生徒の緊張を和らげ、英語を教えて行きたいと語った


出発前日の歓送会会場


歓送会でのQ&Aセッション


激励する岩藤俊幸総領事


マギー・ビアさん


ステファニー・テイラーさん


ロビン・ユングウィルトさん


アダム・アイゼンスタインさん