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シカゴ沖縄県人会新年会、
にぎやかに開催

豊かな郷土文化が勢揃い

• シカゴ沖縄県人会の第51回新年会が4月1日、中西部仏教会の社交室で開催され、沖縄伝統芸術、伝統武芸、郷土料理など豊かな沖縄文化が勢揃いした。
• 挨拶に立った伊藤直樹在シカゴ総領事は、50年以上に亘ってシカゴに沖縄文化を広めているシカゴ沖縄県人会を称賛した。
• また、伊藤総領事は2月に行われた外務省沖縄事務所開設20周年記念式典に出席した岸田文雄外務大臣に触れ、岸田氏は「ローカルtoグローバル」プロジェクトを強化しており、沖縄への海外直接投資や観光を強化し、沖縄の経済発展を強化していると話し、土曜日の午後を沖縄文化と共に楽しみたいと語った。
• ゲストとしてシカゴ日本人会会長の吉池学夫妻、沖縄在住40年の浅井利眞双葉校全日校校長、中村真一郎領事などが出席した。

• シカゴ沖縄県人会のプレジデント、ポーラ・シュミドリング氏は、昨年10月に沖縄で開催されたウチナンチュー大会に触れた。同大会には世界から3日間で4万人が集まり、開会式では1000人による三線演奏が実施されたと話した。ウチナンチュー大会は5年ごとに開催される。シュミドリング氏は今から旅費を貯めて、次の大会に出席しようと呼び掛けた。
• また、シカゴ沖縄県人会役員選挙についての報告や、新役員の紹介が行われた。
• 新年会は、色とりどりの煮物、天ぷら、寿司、野菜料理、肉の煮込み料理など、様々な沖縄郷土料理を楽しむ昼食会で始まった。

• 昼食後は八巻希さんの司会により、琉球舞踊「かぎやで風」、ウクレレ演奏「安里屋ユンタ」「ふるさと」「アメージング・グレイス」、三線演奏「与勝海上巡り」「山原果報島」「三線の花」、三線デュオ「かぬしゃまよ」、沖縄小林流空手演武、太鼓を抱えた勇壮な踊り「エイサー」などが次々に舞台で繰り広げられた。
• そして最後は「カチャーシー」を全員で踊り、新年会はいよいよ盛り上がった。

フォーカス:
三線を教え続ける米子・ケーベルさん

• 三線演奏でいつもにこやかに三線グループを率いているのが米子・ケーベルさん(79)だ。
• ケーベルさんは沖縄県うるま市出身。1964年に結婚してシカゴに来る時に、三味線が上手な妹のご主人が「想い出に持って行って」と三線をプレゼントしてくれた。シカゴ沖縄県人会があることは知っていたが、子育てや仕事などで忙しく、三線は家に飾っているだけだった。
• 娘のジェニファーさんの奨めで、シカゴ沖縄県人会の活動に参加し始めたのは、30年後の1993年か94年だった。県人会には踊りと太鼓の部があり、どちらも好きで三線と3つを練習していた。
• 三線を弾くのは初めてで、分からないところは義弟や古典民謡で有名なカリユシ会の大城幸信氏に訊き、テープも聴きながら毎日、仕事から戻ると練習した。
• 三線が上達したケーベルさんは、県人会に三線部を発足させた。また踊りと太鼓と3つをやるには練習時間も足りないことから、三線に集中することにした。
• 自ら三線を2本買い、習いたい人には三線を貸して教えた。三線グループを作ることを目標に、一生懸命に教えた。しかし、教える難しさに直面することもあった。ケーベルさんは徹底的にやらないと気が済まない厳しい人でもある。そんなケーベルさんに怒る人や文句を言う人もあった。ケーベルさんは「そういうところは理解しています。上手になって欲しいと思って教えて、私よりも上手になってくれると、これより嬉しいことはない」と語る。
• 今までに80人以上に教えてきた。別の州の沖縄県人会のグループから教えて欲しいという依頼も来るようになり、足を運んで来た。今は8人から9人の生徒がおり、県人会の練習場だけでなく、自宅でも指導している。
• ケーベルさんは学生時代、沖縄で踊りを習っていた。だから三線の音を聞くと「あの頃のワクワクする思い」が胸に蘇るという。「習いたい人には誰にでも教えたい。好きで始めたことで、免許を持っている訳ではありませんが、沖縄の音楽を聴いてもらうのが嬉しい。弾いてもらいたいと言われると、本当に嬉しい」とケーベルさんは語った。


One of the best delights is Okinawa’s homemade dishes, such as tempura, simmered meats and vegetables, grilled salmon, colorful sushi and more.


The last performance “Kachashi”


Yoneko Cabel (C)