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JET参加者日本へ出発
日米関係の財産に

• 日本の市町村の小・中・高校に派遣されて生きた英語を教えたり、コーディネーターとして地元の国際化を援助するJETプログラム(Japan Exchange and Teaching Program)の参加者が人が7月22日、オヘア空港から日本へ飛び立った。出発前日の7月21日には在シカゴ総領事館広報文化センターで歓送会が行われた。

• 挨拶に立った伊藤直樹総領事は、管轄10州から137人のJET生が同プログラムに参加し、参加者数は全米で一番、世界でもロンドンに次ぐ二番だと述べた。
• JETプログラムは昨年30周年を迎え、中西部から1300人以上がプログラムを終えて帰国している。伊藤総領事は「JET参加者と帰国したJET同窓生は日米関係の財産だ」と述べ、親がいない子ども達を勇気づける非営利団体“Smile Kids Japan”を立ち上げたマイケル・マーキン氏について語った。
• 福井県に派遣されていたマーキン氏は、生徒の中に孤児達がいる事に気付き、放課後に時間を取ってその子ども達と過ごしていた。その一年後の2009年に非営利団体を創設し、JET生や一般の参加を呼びかけ、支援の手を日本全国に広げた。
• JETシカゴ同窓会のレスリー・ジュリアン氏も教えていた学校の卒業式に出席し、2011年3月11日の東日本大震災に遭い、何度も東北に戻って支援を続けた。ドキュメンタリー映画「東北友」を製作し、米国の多くの都市で上映している。

• JETプログラムを終えて帰国した人のためにJET同窓会が組織されており、世界に約55の支部がある。JETシカゴ同窓会ではネットワーキング機会の提供やJETプログラム支援、日本に関係する教育機会や採用機会の提供、日米関係の促進など活発に活動している。

JET参加者インタビュー

• アダム・ジェンセンさんは沖縄県石垣島に向かう。「トロピカルなところに行ったことがないので、ワクワクしている」と語る。
• ミネアポリス・セントポール出身のジェンセンさんは大学で文化交流関係を学び、卒業後もその研究を続けられるプログラムを探していた。また、いとこがJETプログラムに参加していたことから同プログラムを選んだ。教育経験が得られる良い機会だと思ったと話す。
• 石垣島での計画について「前任者から向こうの事情を良く聞いています。生徒達とは楽しくやりたいと思います。シーフードは大好きですし、行けばもっと好きになること間違いなしです」と語った。

• エリス・パウェルさんは和歌山県・海南市の中学高3校で英語を教える。
• アラバマ州出身のパウェルさんは中学時代から日本に行きたくて、日本語や文化を自分で学んでいた。高校の時にJETプログラムのことを聞き「これだ!」と思ったという。結局、日本のことを自分で学んだのが5年、大学で2年間日本語のクラスを取った。
• パウェルさんの父は言語学の教授で、自分自身も言語学に燃えているという。「日本に行けば英語や英会話クラブなどにも関わりたい。スピーチの指導や発音を教えて欲しい人がいれば教えたい。合気道もやっていたので、クラブがあれば入りたいですね」と語った。

• キャメロン・ティプトンさんは島根県奥出雲の中学校1校と小学校5校で英語を教える。
• インディアナ州カラマズー出身のティプトンさんは「高校の時に日本語のプログラムがあったのでラッキーだった」と話す。その時に先生からJETプログラムを始めて聞いたという。大学でも日本語を取り、教授から奨められて同プログラムに応募した。
• 「最初はスポーツや音楽、その他の活動などを聞いて、生徒達と一緒になってゲームなどをやろうと思います。そうしているうちに緊張がとれていくと思います」と語った。

• (他の参加者インタビューは英語面に掲載)


出発に向けて乾杯する137人のJET生


アダム・ジェンセンさん


エリス・パウェルさん


キャメロン・ティプトンさん