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池坊専好次期家元を迎え
イリノイ・プレーリー支部が20周年を祝う

 池坊専好次期家元を迎え、池坊イリノイ・プレーリー支部が10月20日から22日にかけて一連の20周年記念行事を開催した。
池坊専好次期家元(52)は550年続く池坊の第46代家元となることが決まっている。池坊の歴史の中で初の女性家元であることから注目度も高く、古い伝統を打開し新規取り組みにもチャレンジしているリーダーとして期待度も高い。
同記念行事では池坊専好氏による初の米国デモンストレーションが行われた他、メンバーによる生花展示、講演会、祝賀会、映画「花戦さ」の上映会などがシャンペーンで行われた。
また、38年前にイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の東アジア研究で修士号を取得した野田学・池坊中央学院教授もシャンペーンを訪れ、実演や講演会を開いた。

 初日の20日には池坊専好氏や野田学氏の作品を含む、同支部メンバーによる作品40点がクラナート・センターに展示され、一人一人の作品について専好氏が流暢な英語で講評した。
中日の21日には専好氏がイリノイ大学キャンパス内にある日本館のオープンハウスで講演し、世界平和への祈願と繋がる池坊生花の未来への展望について語った。
一方、ハイアット・プレイス・ダウンタウン・シャンペーンでは野田氏による池坊生花の自由化スタイルについてのワークショップが行われ、同支部メンバーに加え、全国各地から池坊花人が集まり、75人が参加した。
夕刻には同ホテルで20周年記念バンケットが開催され、150人が参集、専好氏や代表者らによるスピーチや表彰式が行われた。また、ハナウタ・デュオによるフルートとバイオリン演奏のエンターテインメントも行われた。
最終日の22日にはシャンペーンのアート・シアターで「花戦さ」の上映会が行われた。
午後からはクラナート・センターで専好氏による実演が行われ、伊藤直樹・在シカゴ総領事を始め約350人が出席した。
専好氏は古典的な生花から斬新な現代的な生花まで、簡潔な説明を加えながら実演し、野田氏が礼式活けを実演した。最後の作品は会場からボランティアを募り、舞台に上げて生花をアレンジさせるという演出が行われた。
同支部のメンバー高橋玲子氏は「約2時間の実演は(専好氏の)ダイナミックなパフォーマンスと時折ジョークを交えた簡潔で明快な説明があり、真剣な中にも笑いを盛り込み、最後まで飽きさせない素晴らしいものでした」と語った。同氏によると、「25周年の時にはまた」という専好氏の言葉があったという。

 専好氏は実演後すぐに帰国の途につき、23日と24日には野田氏による上級者向けのワークショップが行われた


Senko Ikenobo, the first female headmaster Designate of the centuries-old
Japanese flower arrangement school, demonstrates Ikenobo ikebana.



One of her works demonstrated at the 20th anniversary of the Illinois Prairie Chapter of Ikenobo


Ikebana exhibition by the Illinois Prairie Chapter of Ikenobo at the Krannert Center, University of Illinois Urbana-Champaign


A photo of the member of the Illinois Prairie Chapter of Ikenobo with Senko Ikenobo (C)