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「一心不乱」
~勝利に向かって力を合わせ、
みんなが活躍する運動会~ 

第40回シカゴ双葉会日本人学校全日校 大運動会

• 「一心不乱」~勝利に向かって力を合わせ、みんなが活躍する運動会~をスローガンに、シカゴ双葉会日本人学校全日校の大運動会が6月11日に開催された。当初予定の日曜日は涙の雨で延期となり、翌日の月曜日の開催となった。曇り空は残ったものの、生徒達は元気いっぱいに競技に励んだ。

• 節目となる第40回大運動会開催に当たって坂野忠校長は「楽しい運動会にしようということ」と生徒に語りかけ、楽しい運動会とは、自分が楽しむと同時に、友達が一等になれば「おめでとう」と声を掛け友達の楽しみも尊重すること、一生懸命に運動会に取り組んで、見る人にも楽しんでもらうことだと説明した。
• 坂野校長が「自分が楽しい、友達も楽しい、お客様方も楽しい、そんな運動会になるように心掛けて下さい」呼び掛けると、生徒は大きな声で「はいっ」と応えた。

• 高月秀之双葉会会長は始めに「昨日の土砂降りの後で、ここまでグランド・コンディションを回復させた教職員の皆さん、関係者の皆さんに心から感謝したい」と謝意を表した。
• 約50年前の運動会を振り返った高月会長は、1位で走っていたリレーで転び、6位に落ちて泣いて帰った想い出を話し、「負けてもまた来年勝つから、勝つことが目的じゃない。精一杯今日まで頑張ってきたことを、保護者や来賓の皆さんの前で見せることが今日の皆さんの最大のミッションだ」と生徒を励ました。
• また、高月会長は転んで6位になって帰った時に母から「なんでこけたのよ」と言われた言葉が今でも心に刺さっていると話し、保護者へのお願いとして「今日だけは優しく、良く頑張ったと言って上げて下さい」と述べた。

• 竹内応拡PTA会長は、天気が回復し運動会を開催できることを嬉しく思うと話し、準備を進めてくれた教職員や関係者に礼を述べた。

• 運動会は中学部の120m個人走で始まり、小学部1、2年生のリレー、小学部3、4年生の80m個人走と続いた。抜かれても諦めず、一生懸命にゴールを目指す生徒達を、本部席から坂野校長を始め、高月双葉会会長、竹内応拡PTA会長、島袋克補習校校長、小菅弘之事務局長らが見守った。

• 小学5、6年生合同のブロック競技「一心同体2018」に続き、幼稚部の子ども達が「パラバルーン」を可愛らしく演技した。小学部の網取り合戦、中学部のブロック競技「天までとどけ」に続き、個人走「50m」「100m」「中学年リレー」が行われ、歓声が飛び交った。続いて中学部のブロック演技「シカゴソーラン」が披露され、午前の部の終了とともに楽しい昼食の時間となった。

• 午後の部は応援合戦で火ぶたを切った。赤組も白組もポンポンを振りながら、練習を続けてきた歌やダンスで応援パフォーマンスを繰り広げた。
• 全員参加の大玉送りの後は、幼児競技の「らん・ラン・RUN」が観客の微笑みを誘った。40周年をテーマに入れたブロック競技「キャッチ!ザ・40thヒストリー」では3、4年生が奮闘した。
• クライマックスは小学部高学年によるリレーと中学部によるリレー。張り裂けんばかりの声援と共に、赤白の応援旗がひるがえった。
• 最後の競技は全校生徒による「全校つなひき」。勝てば最大得点の50点がかかっているだけに、生徒達は最後の力を振り絞って一本の綱を引き合った。

• 運動会の結果は白組441点、赤組427点で白組が優勝した。

• 坂野校長は「皆さんの頑張りは先生、良く見ていました。赤組も白組も本当に良かったと思う」と生徒努力を労った。
• 坂野校長は最後に「一心不乱、みんなで心を一つにチームワークを守って行動すると言う事は、これからの学校でもいろんな所で使うと思います。その言葉を忘れないで、これからも頑張っていきましょう」と生徒を鼓舞した。

• 運動会後の反省会で、「負けてしまったけども、ちゃんと成果を出せたと思います。来年も頑張りましょう」と声を掛け合った。
• 今年が最後の運動会となる中学3年生は「来年は赤が勝つので、赤になったら頑張って下さい」、「来賓の方も言われたように悔しさが本当に想い出になるんで、この年を一生忘れないようにして下さい」、「全力でみんなやってくれたと思うんですけど、その形を優勝にして形に残せなかったのが本当に残念です」、「今まで優勝したこともあるんですけど、私は今年で最後なので今回勝ちたいなと思った」とそれぞれの思いを述べ、清らかな涙を流した。

• 市野川淳先生は「今日は赤組の熱い応援と一生懸命協議に臨む姿勢は、白組には負けてなかったと思う。応援練習が8回ほどありましたが、応援リーダー達はみんなに応援を指導するためにその1週間前から一生懸命頑張って練習してきました。この応援団の皆さんに改めて拍手を送りたいと思います。この経験をこれからの学校生活に生かしていきましょう」と述べ、応援リーダー達に大きな拍手を送った。

坂野校長インタビュー

• 坂野校長は栃木県宇都宮からやって来た。教員になって4、5年目ぐらいの時に、台湾の台北日本人学校に先生として3年間派遣されたことがあり、今回、栃木県で試験を受けた。
• 坂野校長は「やはり日本を離れて世界各地で頑張っている子ども達を応援したいなという気持ちと、日本全国から集まって来る優秀な先生方と一緒に子ども達を教育したいなということがあって、応募しました。シカゴは都会のイメージでいたんですけども、アーリントンハイツは自然がいっぱい残されていて、子ども達もすくすく育っている感じがして、子ども達も一人一人分かるし、とても和気藹々としたいい学校だと思います。とても良かったと思っています」と語った。

運動会終了後、生徒達の努力を労う坂野校長