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シカゴ・シンフォニーのムーティ氏に
高松宮殿下記念世界文化賞

• シカゴ・シンフォニーの音楽監督を務めるリカルド・ムーティ氏が、世界的な業績をあげた芸術家に授与される「高松宮殿下記念世界文化賞」の2018年音楽部門の受賞者に選ばれた。授与式は10月、東京で行われる。

• 「芸術のノーベル賞」とも呼ばれる高松宮殿下記念世界文化賞は、1887年創立の日本美術協会が、長年総裁を務めた故高松宮殿下を記念して1988年に創設したもので、毎年、絵画・彫刻・建築・音楽・演劇/映像の5分野で優れた業績をあげた芸術家に授与される。
• 音楽分野以外の受賞者は、ピエール・アレシンスキー(絵画)、中谷芙二子(彫刻)、クリスチャン・ポルザンパルク(建築)、カトリーヌ・ドヌーヴ(演劇/映像)の各氏。
• イタリア・ナポリ生まれのムーティ氏は、2010年にシカゴ・シンフォニーの第10代音楽監督に就任するまでに、40年に亘る世界的なオーケストラ経験を持つ。
• 1975年にウィーンフィルハーモニー管弦楽団の指揮で日本デビュー。世界中で数々の受賞歴を誇る氏は、2016年、音楽を通しての日本・イタリア文化交流への貢献が認められ、旭日重光章を受章。同年春には、日本国内最大の音楽祭「東京・春・音楽祭」で、日伊国交樹立150周年記念コンサートを指揮し、日本における150回目のパフォーマンスを飾った。また同年シカゴ・シンフォニーを率いてアジア・ツアーで日本を訪れている。
• シカゴ・シンフォニーのプレジデント、ジェフ・アレクサンダー氏の夫人恵子さんによると、ムーティ氏は日本が大好きで、10月の授与式の日本訪問をとても楽しみにしているとのこと。オフシーズンの現在、故国イタリアに在住中だが、「イタリアの次に住みたい国は日本」だそうだ。
• 2019年には日本でオペラ養成講座を開催し、指導に当たるという。
• 1月から2月にかけては、シカゴ・シンフォニーを率いてのアジアツアーが予定されており、東京と大阪でコンサートを行う


故国イタリアでくつろぐムーティ氏(左)。右からCSOプレジデントのジェフ・アレクサンダー氏と恵子夫人