日本語メインに戻る
火花を散らせ  光り輝け 
勝利に向かって 突き進め!
第43回シカゴ双葉会補習校運動会

• シカゴ双葉会日本語学校補習校の第43回運動会が9月15日、ナイルズ・ウエスト・ハイスクールの競技場で開催された。今年のスローガンは中学部1年生の奈良飛鳥さん作による「火花を散らせ  光り輝け 勝利に向かって 突き進め!」。雲一つない輝くような青空の下、幼稚部から高等部まで生徒約700人が晴れやかな笑顔で開会式に臨んだ。

• 島袋克校長は「私やお父さんお母さんが皆さんに期待することは、完璧な演技や素晴らしい走りなどではないと思います。皆さんがどれだけ一生懸命、最後までやりぬくか、一生懸命な姿が人を感動させます。最後まで一生懸命走って、一生懸命演技して、そして一生懸命応援して下さい」と生徒を励ました。
• 9月に入り、晴天になるように祈っていたという島袋校長は「ちょっと暑いですから、水分補給や健康面に気を付けて」と生徒に注意をうながし、運動会の準備を進めてくれた保護者やボランティアの人々に感謝の気持ちを述べた。

• 伊藤直樹総領事は「今日は皆さんが日頃の練習・準備の成果を発揮して、最高のパフォーマンスを見せることで、このいい天気をアメリカ中に持って行けるように頑張って下さい。大事なことはベストを尽くすことです。一つでも二つでも目標を持ってベストを尽くして下さい」と生徒に語りかけ、「仲間を信じて、友達を応援して、双葉会らしいチームワークを見せて下さい」と生徒を鼓舞した。

• 高月秀之双葉会会長は、子どもの頃の運動会での失敗談を話し、「ベストを尽くせば絶対にいい想い出になる。とにかく自分にできるベスト、それさえやればいい。大人になっても凄く楽しい想い出として残る」と生徒を激励した。また、観客席の保護者に向かい「今日だけは帰ってから『宿題をやれ』と言わないで、『今日は頑張ったね』と言葉をかけてあげて下さい」と述べ、生徒の気持ちを思いやった。

• 高等部3年の岸本凜さん(赤組)と酒井一輝君(白組)が「私達園児・児童・生徒一同は、このシカゴの青空の下、仲間と共に力を合わせ、最高の想い出となるよう、友情の花を咲かせるよう、励まし合い、力の限り競技することを誓います」と力強く選手宣誓を行い、いよいよ競技が始まった。

• 最初の競技は全校生徒が参加する「大玉送り~心を一つにゴールへ繋げ~」。全生徒が協力し合う同競技は数年前に高等部の生徒の発案で発足したもので、赤組と白組のそれぞれのチームの士気を一気に高めた。

• 続いて小学6年生の100m走、幼稚部の40m走「よーい、どん!」、小学1、2年生による「紅白玉入れ」、中学部の100m走、小学3、4年の「おたすけマン」と続き、全校生徒による応援合戦Iで紅白両チームが気勢を上げた。

• 小学5年の80m走、高等部の「全員リレー」と続き、会場は大きな声援で沸いた。幼稚部の園児と保護者による「すすめ!  たからじま」では園児が保護者と必死に走る姿が微笑みを誘った。そして小学4年の選抜リレーと競技が続き、午前の部が盛り上がった。
• 午前の部終了時点の得点は白組285点、赤組264点と、白組が前半をリードした。

• 午後の部はPTAによる綱引きと玉入れ「引いてもだめなら入れてみな」で始まり、個人走や中学部の競技「GO!  綱引き&逆玉入れ!」、小学部5、6年生による「二人三脚ラグビー」、高等部の「ムカデ競走」など、ハラハラ・ドキドキの競技が続いた。白組・赤組による応援合戦IIが行われ、いよいよ大詰めのプログラム「小5・6年の男女選抜リレー」、「中・高等部男女選抜リレー」を迎えた。スタンドからは喉を嗄らさんばかりの声援が飛び、トラックでは紅白の応援旗が行き交い、紅白のポンポンがリズミカルに揺れて走者を励ました。

• 白熱戰の興奮が残る閉会式で「白組588点、赤組587点」と発表されると、驚きの声の後に白組から勝利の歓声が上がった。僅か1点差で惜敗の涙をのんだ赤組は、応援優秀賞を勝ち取り雪辱を果たした。応援の点数は審査員や先生達の採点で決まった。

• 島袋校長は、1点差で劇的な結果となったと述べ「皆さん一人一人が一生懸命で、とても輝いていた。今日頑張ったことを自信にして、また来週からの学校生活、現地校と補習校を頑張って下さい」と生徒に呼び掛けた。

• 閉会式後のインタビューに答えた島袋校長は「第43回シカゴ双葉会補習校運動会、大成功に終わりました。本当に皆さんの協力に感謝したいと思います。やはり生徒が一番よく頑張りました。生徒に心から感謝しています」と語った