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遠山真也投手がシャンバーグ・ブーマーズへ
メジャーリーグ、それが目標の頂点

• 遠山真也投手がアメリカプロ野球独立リーグの1つであるフロンティアリーグのシャンバーグ・ブーマーズと契約し、4月24日にシャンバーグ入りした。右投げ右打ち、身長184センチ、体重93キロ、22歳のがっちりタイプ。
• 遠山投手は小学3年生で少年野球を始め、西武台千葉高校を経て神奈川大学の野球部に所属していた。大学の先輩でもある元千葉ロッテマリーンズの荻野忠寛投手から、現在ミネソタツインズ傘下でコーチを務める三好貴士氏を紹介され、今年2月にトライアウトリーグであるカリフォルニア・ウィンター・リーグ(CWL)に参加した。
• CWLでは一試合目に登板し、140km中盤の速球とパワーカーブの組み合わせで2イニングで3三振を奪う完璧な投球を見せた。その後の登板で最速144キロを記録し、それまでの5イニングの登板で9奪三振を記録した。遠山投手の実績は周りの監督やコーチの注目を集め、2月25日にシャンバーグ・ブーマーズと契約した。野球を続けたいと固い意志を持つ遠山投手は、こうしてCWLに参加した目的を果たした。目標の頂点はもちろんMLBだ。

遠山投手インタビュー

Q:小学3年の時から少年野球に参加したそうですが、ずっとピッチャーを?

遠山:本格的にピッチャーになったのは中学からです。西武台千葉高校に進学して、県でベスト16には時々入っていましたが、甲子園とは縁がありませんでした。

Q:それで神奈川大学に進学を?

遠山:ずっと野球本位で考えて来ました。
• 高校野球を終わってからどうしようかと迷っていた時に、親しい先輩が神奈川大学に行っていたので、セレクションを受けに行きました。それで神奈川大学に取ってもらうことになりました。

Q:大学野球は1年で何試合ぐらい?

遠山:春と秋にシーズンが2回あります。6チーム総当たりで、1チームに対して2試合ずつ行って、もつれれば3試合目に行く。2試合で換算したら10試合を2か月ちょっとで戦うので、アメリカに比べると試合数が少ない。オープン戦などを含めても、年間40から50試合位ですね。

Q:海外でやってみたい気持ちが強かった?

遠山:正直な話、国内でやれるような道がなかったので、それで三好さんの紹介で海外があるぞと。自分も海外志向があったので野球に行けるならと思って、それでアメリカに来ることになりました。

Q:CWLで速球144キロを記録し、5イニングで9奪三振を取った時は?

遠山:印象として行けるんじゃないか、という手ごたえを感じました。

Q:大学ではアンラッキーな面もあったのでは?

遠山:競争は間違いなく激しいので、日本だと結果を出しづらいという環境があります。実力が足りなかったのは確かですけど、ピッチャーだけで30人から40人位いますから、なかなか登板のチャンスがありません。それでアメリカに来たというのもあります。
• シャンバーグには自分のピッチングのビデオを送っていたので、それを見て判断したと思います。以前は良く知らなかったのですが、こんなフロンティアリーグみたいな所に来ることができて良かったなぁと思います。

Q:契約は1年?

遠山:こういうリーグって入れ替わりが激しいと聞いているので、ダメだったっり怪我したりしたら切られるということはあると思います。一日一日が勝負と言う感じですね。

Q:初めてのシャンバーグはどうですか?

遠山:全く一人で通訳はありません。英語はそんなに嫌いではないので、一応のコミュニケーションは取れます。球団の人達は親切で、分かるまで繰り返してくれます。困ったこともなく、素晴らしい環境だと思います。

Q:寮設備などあるのですか?

遠山:ホストファミリーのところに他の選手と3人で泊まっています。ルームメイトと明日寿司を食べに行くかという話をしています。

Q:遠山投手は有給と聞いていますが、どれ位?

遠山:いやぁ、どうですかね。ホストファミリーが何でもやってくれるので、正直お金がなくても生活はできるので。

Q:ブーマーズには17人のピッチャーの名前が出ていますね。

遠山:招待選手で、練習に参加して良ければ取ってもらえるという人も来ていると思います。だから20人位いますね。

Q:競争は激しそうですね。強みは何ですか?

遠山:ナックルカーブってパワーカーブみたいなのがあるんですけど、それが一番の強みだと思っています。それを投げている人は少ないです。まだ投げ始めて一巡したぐらいなので、まだまだこれからだと思います。

Q:競争に勝つための精神面での対応はありますか?

遠山:メンタル的なところは考えないようにしています。それよりも技術的なところが良くないと結果は残せないと思っているので。だから、技術のどこが悪いからこうなっているということを考えて、そこを直して行く考え方にしています。技術が良ければ間違いなく抑えられると思うので。

Q:アメリカに来て道が開ける感じがしますか?

遠山:それは思いましたね。メジャーリーグ、そこへ本当に行きたいと思っているので。

Q:ブログでアメリカは雑だと思っていたが、アメリカの方が基本を大事にしていると書かれていましたね。

遠山:例えば日本だと、ランナーが出るとピッチャーは盗塁を防ぐために投球動作を小さく素早くするクイック投法で投げろと言われるんですが、アメリカのできるピッチャーは牽制が凄く速いのでクイックしなくても簡単に盗塁できないというのがあります。日本で見ると派手に見えるジャンピングスローも、そういう風に投げないとアウトにならないので、雑にやっているわけではなくて合理的と言うか、日本よりも洗練された考え方をしているなと思います。好きな投手はアストロズのジャスティン・バーランダーです。

Q:ランナーが盗塁を狙ってベースを離れる中で投げるのはかなり神経を使いますか?

遠山:基本的に走らせちゃダメなんですけど、盗塁の技術がある人はそれで活躍している訳ですから、それを抑えるとなると難しい部分もあるので、ある程度割り切ってやっています。
全部走らせるのを抑えるとなると、それはバッター全員を完璧に抑えると言っているのと同じになるので。
余り気にし過ぎると、こっちが集中できなくなってしまうので、そこは割り切ってという感じです。

Q:これからのご活躍を期待しています。どうもありがとうございました


遠山真也投手(シャンバーグ・ブーマーズのグラウンドで)