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「芽吹け双葉!  勝っても負けても、貫き通せ全力で!」
第41回シカゴ双葉会日本人学校全日校大運動会

 「芽吹け双葉! 勝っても負けても、貫き通せ全力で!」をスローガンに、シカゴ双葉会日本人学校全日校の大運動会が5月19日に開催された。前日は雨100%の予報だったが、午前6時頃には陽が差し、運動会決行の判断が下された。午前中は雨雲が垂れ込め雨がぱらつくこともあったが、午後からは太陽が照り出し、風は強かったが良い運動会日和となった。全校生徒は雨雲や強風に負けることなく、元気いっぱいに競技に励んだ。

 開会宣言で壇上に上がった加太實哉君は「先週から2週間、全力で練習して来ました。今日はその成果を発揮する日です。スローガンに掲げているように、全力で頑張りましょう」と生徒に呼び掛けた。

 坂野忠校長は「雨が心配だが、勝っても負けても悔いがないように全力を尽くして頑張りましょう」と生徒を励ました。

山田賢哉双葉会長は、芝生のグラウンドで、しかも小学部と中学部が一緒に運動会ができる機会は、日本ではおそらくないだろうと話し、「今日の運動会をしっかりと楽しんで下さい。そのためには、結果だけにこだわらないで、悔いのないように思い切りやることです」と生徒に呼び掛けた。

 畑裕則道PTA会長は「この様な天気の中、先生方も難しい決断を迫られたと思いますが、皆さんの熱い気持ちで待ちに待ったこの日を迎えることができました。今日は今までの練習の成果を一生懸命見せて下さい」と生徒に呼び掛け、「赤組、白組の皆さんで今日の運動会を最高の運動会にして下さい」と生徒を鼓舞した。

 運動会は中学部の120m個人走で始まり、小学部1、2年生のリレー、小学部3、4年生の80m個人走と続いた。抜かれても諦めず、一生懸命にゴールを目指す生徒達を、本部席から坂野校長を始め、牧野秀樹領事、山田双葉会会長、畑PTA会長、島袋克補習校校長、小菅弘之事務局長らが見守った。

 小学5、6年生合同のブロック競技「前だ!進め!!」に続き、幼稚部の子ども達が「パラバルーン スマイル」を可愛らしく演技した。小学部の網取り合戦、中学部のブロック競技「城崩し UN LIMITED」に続き、個人走「50m」「100m」「中学年リレー」が行われ、応援や歓声が雨雲を吹き飛ばした。続いて中学部のブロック演技「シカゴソーラン」が披露され、午前の部の終了とともに楽しい昼食が始まった。

午後の部は応援合戦で火ぶたを切った。赤組も白組もポンポンを振りながら、練習を続けてきた歌やダンスで応援パフォーマンスを繰り広げた。

全員参加の大玉送りは強風に煽られる大玉を追いかけて全員が奮闘した。続いて行われた幼児競技の「らん・ラン・RUN」は、その可愛らしさで観客の微笑みを誘った。1年生と2年生の「チェッコリ玉入れ」では、紅組が奮闘して多くの玉をカゴに入れた。小学3年生と4年生のブロック競技は令和時代の到来をフォーカスした「Make A New Era ~REIWAを作ろう~」。生徒達は3人一組で走りながら、アルファベット1文字ずつ書いたボックスを積み重ねて「REIWA」という字を完成させた。

クライマックスは小学部高学年によるリレーと中学部によるリレー。大きく差が開いたり距離が縮まったりするレースに、張り裂けんばかりの声援が飛び交い、紅白の応援旗がひるがえった。

 最後の競技は全校生徒による「全校つなひき」。勝てば最大得点の50点がかかっているだけに、生徒達は最後の力を振り絞って一本の綱を引き合った。一瞬の団結力が勝敗を決めるのか、白組全員が赤組に引きずられるというシーンもあり、綱引きは2回とも紅組が勝利した。

 運動会の結果は赤組484点、白組398点となり、綱引きの勝利が赤組の優勝に大きく寄与した。

 坂野校長は総評で「今年は紅組が優勝しましたけれども、その紅組の人も、残念ながら準優勝になってしまった白組の人も、それぞれの種目で本当に真剣な顔で一生懸命やっていた様子が伺えたので、とても嬉しく思います。全力を貫き通すことができたのではないかと思います」と話し、「運動会は今日で終わってしまいますが、みんなで力を合わせる、自分で本気を出す、そういったことはこれからも学校でいつでも必要なことだと思います。頑張って行って下さい」と生徒を励ました。