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ジャパニーズ祭り、NEWCITYで開催
パフォーマンス、食、酒類など、日本文化
盛りだくさん

• 第2回目となるシカゴ市ノースサイドのジャパニーズ祭りが9月20日から22日までの3日間、リンカーン・パーク界隈にあるNEWCITY Plaza(1457 N Halsted St, Chicago)で開催された。同イベントはニューシティ・プラザ内にある輝月ラーメン&居酒屋とジャパニーズ・カルチャー・センターが共催している。

• ニューシティーはHalsted St.とClybourn Ave.が鋭角に交わる南東の角地にあり、ビルに囲まれた中庭と屋内を合わせて約9,300平方メートルの会場に、30を超えるベンダーが日本に関する様々なものを出展した。

• 中庭に設営された舞台では、居合道、空手、合気道、コスプレイ・コンテスト、箏演奏、和太鼓演奏、書道パフォーマンス、墨絵、コメディ・ショー、現代日本音楽DJs、裏剣術、ラーメン早食いコンテスト、日本のストリート・ファッション・ショー、アニメ音楽、70年・80年代ポピュラー音楽など、バラエティに富んだパフォーマンスが行われた。

• 中庭では輝月レストランより、コロッケ、たこ焼き、餃子、エビカツ、冷麺、唐揚げ、手羽先、焼き豚どんぶり、牛丼、枝豆、キリン一番、冷やし中華、ゴマ和えなどが販売され、キリン一番搾り、リシ・ティ、抹茶などの飲み物も販売された。

• また、在シカゴ総領事館による鎧兜の着付け、資生堂による化粧品紹介、TOTOによるウォシュレット紹介なども行われた。

• 屋内ではサントリー・ウィスキーを始め、日本酒の李白酒造、今田酒造本店、塩川酒造、御祖(みおや)酒造、メッシュ&ボーンの焼酎、フィリピンのラム酒Tanduayなどが一堂に紹介された。また、地元のビール醸造Forbidden Rootからはジャパニーズ祭りのためのスペシャルビールが紹介された。
• 屋内2階では、紀伊国屋、ユニクロなどが出展、シカゴ日米協会もパンフレットなどを配布した。

• 輝月シカゴ・ジャパニーズ祭りの食べ物と飲み物の利益は総てジャパニーズ・カルチャー・センター(日本文化会館)とジャパニーズ・アーツ・ファウンデーションに寄付される。
• ベルモントAve.にある日本文化会館では武道クラスの他、多岐にわたる日本文化紹介を行っており、寄付金はギャラリーや実演スペース、一般向けプログラムや教室など、現施設の改善と拡張の助けとなる。

• ジャパニーズ祭りの初日夜には、輝月レストランで日本・日系コミュニティを集めて祭りのお披露目があり、小田碧雲氏が掛け軸に「一期一会」と「敬天愛人」という書を書いた。前者はロリ・ライトフット・シカゴ市長に、後者はJ.B.プリツカー州知事に贈呈される。木村登紀子さんと子安エリナさんによる箏とフルートの演奏が行われた他、輝月レストランによる、豚骨、醤油、柚子、味噌の4種類のラーメンの披露も行われた。


ジャパニーズ祭りの人々

• ジェシー・フレティアさんとギャビー・ストーリーさんはミシガンから祭りにやって来た。2人はシカゴ在住のリンダ・ザイオキャスキーさんとジュリー・ザイオキャスキーさん姉妹の友人で、4人ともアニメファン。浴衣姿でやって来た4人は、いつも着て行くものを前もって決めておくという。

• ジェシーさんはドイツ系だが、曾祖母が日本人だった。曾祖母からノリタケのティ・セットを受け継ぎ、日本の事をもっと知りたいと思っていた。またアニメファンであることから、もっと知りたいと思うと話す。浴衣はアニメコンベンションで、着物ベンダーのタンジェリン・マウンテンで買ったという。

• ギャビーさんはアニメファンで、ジェシーさんと友人であったことから増々アニメファンになったという。浴衣は東京からオンラインで買った。

• リンダさんはセイラー・ムーンを見たのが切っ掛けで日本文化に興味を持った。その後しばらく忘れていたが高校になって再発見し、日本への興味が湧いた。
• ジュリーさんは「小さい時から一緒にアニメを見ていました。その後日本と日本のいろいろなものを発見して、凄くクールだと思いました」と話す。

• ジュリーさんは昨年、アメリカ代表として、名古屋で開催されたワールド・コスプレイ・サミットに出場した。コスチュームは「うみねこのなく頃に」の右代宮戦人(バトラー)とベアトリーチェで、ジュリーさんは白いスーツのバトラーで決めた。

• ジェシーさんは「彼女が日本へ行って、その話を全て聞かせてくれたので、私たちはもっと日本に興味が湧きました」と語った。

• サヴァ・リスタナヴィックさん、サム・ローゼンさん、ジェイコブ・アダンティさんの3人はシカゴ在住。

• サヴァさんは「日本文化が好きです。日本へは3回行ったことがあり、基本的な日本語を学びました」と話す。まだ若い頃にJETプログラムに興味を持っていたが、仕事を持っている今はもう遅すぎると語った。

• サムさんは昨年の10月にサヴァさんと日本に行き、東京、京都、大阪、金沢、群馬を訪れた。「とても楽しかったですよ。僕の大学に東京から女子留学生が来ていて、今東京に帰っているんです。だから去年、彼女に会ってお昼を一緒に食べて、とても楽しかったです。日本に行ったのは旅行が好きだからです。その国の文化をスキャンできますから」と語った。

• ジェイコブさんは子供の頃からアニメを見ていた。それが興味を湧き立たせるようなものだったと言う。「もっと知ればもっと興味が湧きます。日本文化は西洋文化と非常に違っています。建築物を見てもそうですね」と話す。「日本へは行ったことはありません。行くんだったらバハマかな、学んでみたい所です。昨年12月に卒業してミドル・スクールの音楽教師になったばかりなんです。楽しいけども忙しいので、しばらくは旅行に行けそうにないですね」と語った。

• マリア・イサベル・ソニさん、ジョッシュ・ジェナンさん、妹のアッシュリー・ジェナンさんは、着物を着て祭りにやって来た。
• マリアさんの着物は大正時代のもので、帯はもっと古そうなアンティーク。イリノイ大学シャンペーン校のキャンパスにある日本館のフェスティバルで買ったものだという。

• マリアさんのボーイフレンドのジョッシュさんは、同大学の学生。着物はジャパニーズ祭りの会場で買ったものだという。
• ジョッシュさんは小さい時からゲームやアニメで日本に興味を持っていた。3年前に姉妹都市プログラムで2週間日本に滞在した折、ホストファミリーがアッシュリーさんへのプレゼントだと言って、ユカタを持たせてくれたのだという。JETプログラムには非常に興味を持っていると語った。
• アッシュリーさんも日本文化には興味を持っており、兄の影響でアニメを見始め、文化イベントに行くようになったと話した。

• 東京と書いたTシャツを着ていたのはジョン・ダイヤモンドさん。Tシャツはアマゾンで買ったもので、アニメは20年位見ているという。現在ジョンさんは32歳。
• ジャンブリシャ・エリクソンさんはアニメファンで、好きなアニメは「鬼滅の刃」。ジャンブリシャさんはイリノイ大学シャンペーン校の学生で、2017年に交流プログラムで6週間神戸に滞在した。滞在は「おー、素晴らしいでした。大学はとてもおもしろいです。例えば、いろいろな先生がいました」と日本語で話し、手に持っている唐揚げを見ながら「たこ焼きは見ました。でもギョウザをもう一杯行きたいです。お腹が空いていましたから」と語った。

• 原田悠治さんとケルシー・ウィンザラーさんはデトロイトからやって来た。原田さんはノースウェスタン大学で修士号を収め、デトロイトで仕事に就いているという。21日はノースウェスタン大学のフットボールの試合を見に来て、その帰りに祭りに寄ったのだという。
• ケルシーさんは原田さんについてデトロイトに移った。「彼がちょっと好きだったから、日本にもっと興味を持って。1か月前に日本に行ったんですよ。とても暑かったけども楽しい時を過ごしました。お祭りにも行って浴衣を買ったんですが、今日持って来て着れば良かったと思います」と語った




BATSU! Chicago(左下)のコメディ・ショーを楽しむジャパニーズ祭りの来場者


左より、ジュリー・ザイオキャスキーさん、リンダ・ザイオキャスキーさん、
ギャビー・ストーリーさん、ジェシー・フレティアさん



名古屋のワールド・コスプレイ・サミットに米国代表として
出場したジュリーさん(左)



左より、サヴァ・リスタナヴィックさん、サム・ローゼンさん、
ジェイコブ・アダンティさん



左より、アッシュリー・ジェナンさん、マリア・イサベル・ソニさん、
ジョッシュ・ジェナンさん



左より、カイル・アンダーソンさん、ジョン・ダイヤモンドさん、
ジャンブリシャ・エリクソンさん



ケルシー・ウィンザラーさん(左)と原田悠治さん(中)


小田碧雲氏書いた書。「一期一会」はロリ・ライトフット・シカゴ市長に、
「敬天愛人」はJ.B.プリツカー州知事に贈呈される。