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“見せろ団結・勝ちとれ栄冠、
力の限り! 全力で!”
第36回 シカゴ双葉会
日本語学校全日校 大運動会

• 輝くような青空の下、シカゴ双葉会日本語学校全日校の大運動会が6月1日に開催された。午後からの嵐予報で天候が心配されたが、全プログラムをやり遂げるまで嵐は近寄らなかった。
• 今年の運動会のテーマは羽田野優樹君(中2)による“見せろ団結・勝ちとれ栄冠、力の限り! 全力で!”。プログラムの表紙絵にはヤマダ光香さん(小3)の絵が採用された。また、南咲さん(小1)が表紙絵がんばり賞に選ばれた。

• 第36回大運動会開催に当たって澤田岩男校長が「皆さん、心の準備はいいですか」と呼び掛けると、生徒は大きな声で「ハーイ」と応えた。
• 澤田校長は運動会のテーマについて、「団結とは協力し心を一つにすること、栄冠とは優勝すること、全力とは最後まであきらめず自分の力を出し切ること」と説明した。また、「赤組、優勝するぞ!」、去年優勝を逃した白組には「白組、絶対優勝するぞ!」と校長が気合いを入れると、赤組も白組も「オーッ!」と元気よく応えた。

• 吉澤亘PTA会長は「本校は中学部と小学部が力を合わせて一緒に頑張るのが特徴であり、いいところ」だと述べ、「赤組の人も白組の人もお互いに協力して、一生懸命応援をして優勝を目指して頑張ってください」と生徒を励ました。

• 運動会は小学部3、4年生の80メートル走で始まった。歯を食いしばってテープを切った生徒の笑顔が青空にはじけるようだった。
• 続いて小5、6年生のブロック競技「心を一つに! 25人26脚」。二人三脚でも調子が合わずに転倒することがあるから、25人が心を一つに調子を合わせるのは大変。赤組も白組も何度か倒れたが、声を掛け合いながら調子を合わせ、途中であきらめることなくゴールに向かって進んだ。
• 運動会は個人走、ブロック競技とスムーズに進み、中学部による「シカゴソーラン」も披露された。
• 2年生によるリレーはただ走るだけでなく、張り子の馬の背にボールを乗せて、4人が一組になって力を合わせて走るもの。馬が少し傾くとボールが落ちてしまう。ボールを気にしながら4人が一緒に走るのは大変だった。ゴールを目前にボールが落ちてしまうこともあったが、生徒達は我慢強く馬を立て直し、あきらめずにゴールに向かった。
• 勇ましい騎馬戦では、突撃すればすぐに勝負がついてしまう。赤組も白組も相手の出方を見極め大将の騎馬を護るなど、各々の作戦を立ててぶつかり合った。

• 昼食後は赤組・白組の応援合戦で始まった。まずは互いのチームにエールを送り合い、各々工夫を凝らした応援を披露した。応援は歌あり踊りありで、歌詞や踊りの振り付けに生徒達の工夫が生かされていた。また、小さな1年生も迷うことなく、全員が一丸となって応援合戦を繰り広げた。
• 大詰めに近づいた運動会は高学年リレーと中学部のリレー「シカゴにほえろ」でいよいよ盛り上がった。最後は全校生徒が参加する「全校つな引き」が行われ、赤組も白組も息を合わせて力一杯つなを引いた。

• 各々が力を出し切った運動会は、赤組548点、白組463点で、赤組の優勝となった。涙が止まらない白組の団長を、みんなが励ますという感動のシーンもあった。

• 澤田校長は「今日は3つの大切なこと、団結・栄冠・全力を達成してくれました。みんな一つ一つの競技を頑張ったことが、見ている人たちに感動を与えた」と述べ、全校生徒を労った。そして、負けた悔しさをバネに6月7月を頑張れと生徒を激励した。
• 澤田校長は今年の児童・生徒の大きなテーマとして「全力」という言葉を掲げている。全力とは負けん気、根気、やる気のこと。校長は「学校は勉強だけではなく、人間成長するためにある」と語った。