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希望と使命感に燃え、
JET参加者が日本に出発

• 日本の市町村に派遣されて生きた英語を教えたり、コーディネーターとして地元の国際化を援助するJETプログラム(Japan Exchange and Teaching Program)参加者が7月26日、オヘア空港から日本へ飛び立った。出発前日の7月25日にはオヘア空港近くのホリデイイン・エクスプレスで説明会や壮行会が行われた。今年の在シカゴ総領事館管轄地からの参加者は116人となり、全米で最多となった。

• 壮行会で挨拶に立った柳井啓子首席領事は「JET参加者は日米友好の一つのカギであり、人と人との繋がりにおいて過去30年以上に亘って日米の絆を強めている」と述べ、プログラムの意義について語った。
• また柳井首席領事は「これから助言してくれる職場の人たちや、やる気を奮い起こしてくれる生徒達、いつも助けてくれる友達など、忘れられない人々と出会うことでしょう」と話し「同時に皆さんもアメリカのスポーツや音楽、アメリカの精神などを分かち合うことによって日本の人々の心に触れることでしょう」と話し、参加者を激励した。

• 司会を務めたJET同窓生のオースティン・ギルケソン氏は、参加者の質問を訊きアドバイスを贈った。また、会場の各テーブル座っている同窓生も日本での経験を話し、参加者の不安を緩和した。参加者からは見慣れない虫が出たら、車を買うには、運転に注意すべき事は、住居は、ホームシックになったら、人とのコミュニケーション方法はなど様々な質問が挙がった。

• ケリー・マディソンさんは宮崎県日南市の14校で英語を教えた。当初日本語を話せなかったマディソンさんは、英語を殆ど話せない学校の先生達とのコミュニケーションに困った。JET同窓会が宮崎市で日本語教室を開いており、マディソンさんは車を買って宮崎市まで通い、日本語を習った。同窓会はいろいろなサービスを提供してくれ、困った時の連絡先なども教えてくれたという。
• アドバイスとして「オープンマインドでいること。そうすれば自分では気が付かないような機会がたくさんあります。事務所でも学校でもどこにでも行って話しをすること。そうすれば地元の人々の一部になって、素晴らしい経験ができます」と語った。
• マディソンさんは現在ロックフォードで教師をしている。アンダーソン日本庭園にはしばしば生徒を連れて行き、日本文化を教えていると語った。

• 東京の昭島に派遣されるナタリー・ディミトレンコさんは5歳の頃から日本に興味を持っていた。八王子から来た日本人家族が祖父母と親しく、小さい頃から日本の文化に触れていたという。中学時代から7年間日本語を学び、早稲田大学にも半年間留学した。JETのことはいつも耳にしており、プログラムに申し込んだという。

• 鳥取県倉吉市に派遣されるアンドリュー・ウェレーンさんはQ&Aセッションでホームシックについて質問した。ウェレーンさんは7人兄妹の真ん中で、家族全員が仲良く暮らしており、家を出て暮らしたことは一度もないという。
• ウェレーンさんは高校の時、日本の生徒のグループが交流に訪れたことから日本に興味を持った。その時から日本に行きたいと思い、オペラを専攻する傍らマイナーで日本語を学んだ。

• ティナ・ブラウンさんは高知県の四万十町に派遣される。JETについて知ったのは11年前の大学時代で、3回目のチャレンジでJETに採用された。
• ブラウンさんはウィスコンシン州マディソンで生徒の言動問題について仕事をしていた。「それが日本の生徒に当てはまるかどうかは分かりませんが、生徒が英語の勉強に興味を持つようにしたいと思っています」と語った。

• ジェイムズ・ウィルソンさんは新潟県の佐渡島に派遣される。ウィルソンさんは「電車に乗ってあちこちに行くことができないので少しがっかりしましたが、佐渡島は小さいので多くの人々と知り合うことができます。だから張り切っています」と語った。
• ウィルソンさんは高校の先生がJETに参加したことがあり、話しを聞くうちに参加したいと思うようになった。ウィルソンさんの専攻は古代ギリシャや日本の宗教の研究で、言語学も取って日本語も勉強した。

• (フルストーリーはシカゴ新報8月22日号でお読み下さい

希望と不安を分かち合うQ&Aセッション


柳井啓子首席領事とエドワルド・フルシクさん


経験を語るケリー・マディソンさん


東京の昭島に派遣されるナタリー・ディミトレンコ


鳥取県倉吉市に派遣されるアンドリュー・ウェレーンさん


佐渡島に派遣されるジェイムズ・ウィルソンさん