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インディアナポリス
帰国子女受験セミナー
ANAとUNITEDが共催

• 青空が広がる秋晴れの9月24日に、インディアナ州インディアナポリスのクロネコラウンジで、ANA/UNITED共催の帰国子女受験セミナーが行われた。米国から帰国予定の日本の中学・高校への入試受験者に対象を絞った帰国生中学・高校入試・編入情報や、米国滞在中にするべき受験準備対策の説明があるということと、かような教育情報セミナーがインディアナ州では、初めての試みでもあったことより30人の定員を上回る40人弱の保護者が集まった。

• まず、共催のユナイテッド航空アジアパシフィック営業部グローバルセールスマネージャーの四辻公男氏、ANAシカゴ店旅客セールス・アカウント・マネージャーの高橋薫氏よりセミナー参加へのお礼と、ANA/UNITED両社は日本便のセールスで3年前より協力関係にあり、是非今後もこのようなセミナーを続けるにあたりANA/UNITEDの日本便のご利用をお願いしたいと話があった。  また日本便の航行スケジュールやそれぞれのクラスのシート説明などもあった。

• 具体的な学校名や各都道府県別公立・私立校それぞれのケースを詳細に書いた配布資料とパワーポイントを使って説明をしたのは、米日教育交流協議会の丹羽筆人代表だ。同氏はデトロイト補習授業校教務主任・進路指導担当として中高生の指導に当たっている現役の先生でもあり、毎年  日本語、日本文化体験学習プログラム「サマーキャンプinぎふ」を主催することに加え、河合塾帰国生コース、文京学院大学女子中学校・高等学校、名古屋国際中学校・高等学校の北米事務所業務も行っているだけに、中学、高校受験情報に関しては現場実例情報に精通しており、情報を求めていたインディアナの保護者には有益な講演でとなった。

• まず講演は、中学・高校を選ぶポイントや帰国生の数の多い高校の話で始まった。帰国生受け入れ配慮のある学校も基本的に入試のみ得点の配慮をしているのが大部分であり、入学後は適応できる学力が必要との指摘があった。その上で帰国生中学入試の主な出願条件や入試選抜方法の特徴として具体的中学校名の例をあげて、国内生とは別の入試を実施する学校や、同一の入試を課すが別枠別基準または配慮を行う学校もあるとの説明があった。入試科目も2教科が主流なるも4教科型の中学校や英語だけで受験できる中学校や算数・国語に加えて英語を課す中学校の例があげられた。その上で、帰国生中学入試のための対策として、受験科目の算数・国語の学力アップに加え英検を受験を含む英語力を伸ばし、作文や面接対策に力を入れる必要があるとの説明もあった。

• 次に帰国生受け入れ高校の特徴として公立高校の受け入れが都道府県によって様々である点や出願条件の9年生を修了出来ない場合の出願条件を満たすための方策もあることが話された。
• 高校によりそれぞれ受験配慮がある特別な試験のある学校の紹介や、国内生と同等の学力を求める多数の高校もある一方で、帰国生は英語のみ、作文のみ、面接のみ、書類選考のみの特別な試験で受験できる高校も示された。また帰国生の出願資格または選考基準として英検準1級やTOEFL IBT 79以上の基準のある高校なども挙げられた。
• 公立高校は、帰国生への配慮が県毎に異なり公立高校に帰国生の在籍数が10人以上いる高校が全国で約30と大変少ない特徴があり、公立高校では県別に受け入れ校を定めていたり、入試科目や選抜状況も異なることより、自分の帰る県の状況を事前に調査することが重要と思われる。
• また帰国生の編入の特徴としては欠員が条件であることや編入後に授業について行けるかが判定されると話された。編入試験もその学校の中間試験であったり、在校生と同等の学力を要求されることから事前対策が重要と思われた。
• 講師の丹羽代表は、帰国生高校入試・編入のための各教科の具体的対策として、インディアナの補習授業校での3教科に加え理科の教科書や問題集の学習、国語は古典分野や論文など多種文章の多読、数学はスピーディーに計算する練習や途中式を書く訓練、英語も受験英語や文法用語を覚えるなど普段からの学習対策が必要だとの具体的に話した。さらに高校受験でも英検やTOEFLに積極的にチャレンジしたり、面接対策として予め答えを用意するなど、志望理由、将来の目標、住んでいたインディアナの特長など種々準備対策することの重要性についても話した。さらに出願書類の準備や受験校の情報収集など含め予め多めにしておくようにとアドバイスした