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シカゴ藤間流 
第38回リサイタル
ストーリー:時を越えて
よみがえる縁も


• シカゴ藤間流第38回リサイタルが10月19日、シカゴ市北部にあるノースサイド・カレッジ・プレップ・スクールの劇場で開催された。
• 会主の藤間秀之丞師は昨年外務大臣表彰を受賞し、40年を超える日本舞踊を通しての文化交流貢献が日本政府に認められた。
• 今年は日本から藤間琇瀧師が特別出演した。琇瀧師は、秀之丞師が12歳の時から内弟子として日本舞踊を学んだ藤間秀斎師の孫で、シカゴに長期滞在したことがある。また、例年のように藤間由利之師もオーストラリアから賛助出演した。

• リサイタルは藤間秀の丞師と藤間琇瀧師による「春の寿」で始まった。リサイタルは毎年秋に行われるが、踊りのテーマは活気と共に新しいことが始まる春をテーマにしたものが多い。今回の「春の寿」はリサイタルのオープニングを祝って藤間琇瀧師が振り付けしたものだった。
• 続いて背丈も伸びて美しく成長した池内エレンさんが「扇づくし」を、藤間郁之丞さんと藤間淑之丞さんが「春駒」を、ナング幸男さんが「寿松竹梅」を、贄田ジョイさんが「千代の舞扇」を、ナング由紀夫さんとアバタンジェロ秋光さんが「花の宴」を、藤間淑之丞さんが自ら振り付けした「春雷」を、藤間由利之さんが「島の千歳」を舞った。
• 続いてシカゴ仏教会の湖響太鼓グループが和太鼓演奏で友情出演した。

• 同リサイタルではそれぞれの踊りに英語で解説を付け、踊りの意味も伝えている。日本舞踊に馴染みのない日本人にも勉強する機会を与えている。

• 「扇づくし」は長唄で、扇にまつわるめでたい言葉遊びが綴られている。例えば踊りでは、長い結婚生活の幸せと幸運を扇で酒を飲む仕草で表している。踊りの中で扇は新年のような幸先の良い祝い事を表している。

• 「春の駒」は、父の敵を追い求める蘇我兄弟の物語を2人の芸者が踊りにして舞っている。

• フルストーリーはシカゴ新報11月7日号でお読み下さい