日本語メインに戻る
シカゴ共済会年次会
墓地の世話から
コミュニティ・サポートまで


• シカゴ共済会の年次会合が3月30日、定住会(Japanese American Service Committee)で開かれ、会計報告や活動内容の報告、2015年度予算などが発表された。
• また、長年の間共済会の運営に尽力したカルビン・満生氏の死を惜しむと共に、2015年の共済会役員の承認が行われた。役員はカレン・カネモト氏(エグゼクティブ・セクレタリー)、ロン・ヨシノ氏とニール・カネモト氏(理事)、ケン・ヨシタニ氏(財務)、スタンレー・クロカワ氏、サッツ・タナカツボ氏、ロバート・クマキ氏(バイス・プレジデント)、ゲイリー・シモムラ氏(プレジデント)

• ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

• 今から約80年前、シカゴには約300人の日本人が住んでいた。住人は日本レストラン経営者、ギフトショップ経営者、貿易業者、聖職者、留学生など様々だったが、問題は死者の埋葬だった。
• レストランなどで働く人には独り者が多く、お金もなく身寄りもなく死ぬ人達がいた。1934年当時、過去15年の間に約50人が死亡し、そのうちの40人は身寄りが無く、知り合いの人々が費用を出し合って埋葬した。
• この様な状況から、基金のための正式な組織作りの必要性があり、コミュニティの有志が話し合い1935年1月にシカゴ共済会を発足させた。
• 当時は人種偏見などから日本人の埋葬を受け入れる墓地はなく、シカゴ市北部にあるモントローズ墓地だけが受け入れた。
• 共済会はモントローズに墓地を購入し、翌年には埋葬されていない人々のために納骨堂を建設した。納骨堂は身寄りのない人達の遺骨が納められている。
• 発足以来、共済会はモントローズに墓地に埋葬地を確保し続け、今では約2,000人の日本人や日系人が眠っている。

• 今年の年次会で取り上げられた議題は
・ 納骨堂に安置されている遺骨がほぼ満杯状態となっており、遺骨を預けたことを忘れているかも知れない家族を探す必要がある。

・ モントローズ墓地は昨年、カミキリ虫で大きな被害を受け50本以上の木が切り倒された。日系人が多く眠るオークヒル・アネックス・セクションでも多くの木を失っており、植樹など長期的な墓地の美化を検討する必要がある。

・ 今年共済会は、故アヤコ・ハマモト氏の遺産から多額の遺産配分を受けた。これは来年の予算に反映される。

・ 2014年の支出に387ドルの埋葬費用が計上されている。これは1993年11月10日の合意書に基づく埋葬だったが、現在共済会やモントローズ墓地は埋葬費の前払いは受け付けていない。葬儀屋埋葬を前もって準備する人は、個々に葬儀社と契約することになる。

• 共済会は墓地のことだけでなく、様々な日系コミュニティの活動に助成金を提供し支援を続けている。

・ ・・・・・・・・・

• 因みに、お墓にはいくら位かかるのか? 

• 共済会では、ローズモント墓地の普通サイズのプロット(3フィートx8フィート)を350ドルで販売してくれる。棺ならば1つ分、骨つぼならば3人分のスペースがあり、ヴォールトを設置すれば1人分のスペースに2人分の骨つぼを入れることができる。ヴォールトはコンクリートや金属製の容器で、水や動物から骨つぼを護るために設置される。
• 今年3月1日現在のコストは、
・ マーカー(ヘッドストーン+ファンデーション):$1,644.38
・ 棺の埋葬費用はモントローズ墓地や葬儀社と相談
・ 骨つぼの埋葬:$1,200(平日)
• $1,600(土曜)
・ ヴォールト:$400
・ 設置費用:$100

• 墓地購入や入会の相談は共済会へ
• 773-907-3002(カレン・カネモト氏)
• シカゴに身寄りのない人で死後のことが心配な人は、共済会に相談しておこう。


年次会の様子


Executive Secretary,カレン・カネモト氏


President, ゲイリー・シモムラ氏