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モントローズ墓地でメモリアルデー
アメージング・グレイスの響きに先人を想う

日本人・日系人のためのメモリアルデー・サービスが5月25日、シカゴ市北部にあるモントローズ墓地で行われた。毎年サービスを提供しているのはシカゴ共済会で、同会は日本人を埋葬する墓地を確保し、お金もなく身寄りもなく死亡した人々にも礼を尽くして埋葬できるようにと1935年に設立された。
• シカゴ共済会の設立から80年が過ぎた現在では想像もつかないことだが、当時は人種差別があからさまに行われており、日本人や日系人の埋葬を受け入れてくれたのはモントローズ墓地のみだった。
• 司会を務めた日系三世のロバート・クマキ氏は「モントローズ墓地は日系コミュニティの友人であり続け、今では2,000以上の家族や個人がここに眠っている。私の家族も二世代に亘ってここに埋葬されている」と述べ、「今日は先人に敬意を表すだけでなく、メモリアルデーのサービスを毎年できるように共済会を設立した人々の精神を思い出す日でもある。我々のコミュニティではこのホリデーの意味を考える人が少なくなっているが、このようにして先人達に敬意を表す日系コミュニティを誇りに思う」と述べた。

• また、ユキ・スクロギンズ牧師は勤勉に働いて家族やコミュニティを支えた一世や、家族を守り米国への忠誠心を示すためにヨーロッパの激戦地で戦った二世の青年達、収容所生活に屈することなく道を切り開いた日系人の歴史に触れ、「先人達の勤勉、誠実さと努力、彼らが生きられた証のゆえに私達がここにあることを心から感謝します」と述べ祈りを捧げた。

• サービスでは退役軍人の会「シカゴ二世ポスト1183部隊」によって星条旗が立てられ、ユキ・スクロギンズ牧師とブランディン・シモンズ牧師による祈りが捧げられた。また、ロン・ミヤムラ住職を始めとする仏教会連盟による読経、天理教クニヒト・フミオカ氏による祈りが捧げられた。
• チェルシー・ヒカワ氏指揮によるクリスチャン・クワイヤーによる 敵entle Voice狽竡^美歌鉄weet By and By煤Aそよかぜコーラスによる“なだめ”“長崎の鐘”“ふるさと”など、爽やかな歌声がモントローズ墓地に響き、静かに眠る人々を慰めた。
• 最後に日本・日系団体の代表により献花が行われた。

• 間欠的に降りしきる雨の中、家族の墓に花を手向ける人々がいた。
• パット・ウォルターさんは夫のリチャードさんと共にセントルイスから5時間をかけてモントローズ墓地にやって来て、弟のクレイグ・ヤマモトさんと合流した。墓地にはおじさん達の家族や祖父母が眠っている。
• パットさんはシカゴで育ち、後にデスプレインツに移った。現在も両親がデスプレインツに住んでおり、毎年墓参りの後に両親に会いに行くのだという。「私達姉弟4人はシカゴの家に祖父母や伯父達と一緒に住んでいました」とパットさんは子どもの頃の楽しい日々を思い浮かべるように視線を空に投げた。

• 「私達はもう長年、ここに来ているんですよ」と話すのはシェリル・ムゼンスキーさん。「あそこが父のお墓。姉と弟も一緒にここに来ているんですよ。思い出と言えば、子どもの頃に祖母が折り鶴の作り方を教えてくれました。姉も私もいまだに折り鶴を作って誕生日の時などに飾っているんですよ」と語った。
• 共済会ではアフォーダブルな値段でモントローズの墓地を販売してくれる。購入に関心のある人は、カレン・カネモト氏まで。773-907-3002


Montrose Cemetery


Nisei Post #1183

Christian Choir by Chelsea Dolinar-Hikaw

Soyokaze Chorus

Rev. Yuki Scroggins


Consul General Toshiyuki Iwado offers flowers