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日本文化会館でオープン・ハウス
武道から茶道、アニメまで、日本文化を紹介


• シカゴ市ベルモントAve.にある日本文化会館(Japanese Culture Center)で9月12日、オープンハウスが行われ多くの来場者で賑わった。
• 二階建ての同会館では、3、4人が並んで上がれるような幅の広い木の階段が印象的。畳敷きの一階では、シカゴ日本空手協会による松濤館空手、明府真影流の手裏剣術、少林寺拳法、武神館体術、首里空手、ブラジル武道、米国合気道協会とデュポール合気道クラブによる合気道実演が行われた。

• 二階ではシカゴ裏千家による茶道、千葉青藍氏による書道、池坊生花、司太鼓による和太鼓演奏などが行われた。また、アニメグッズの展示、JETプログラムの紹介、折り紙教室、健康食に的を当てたmy fit Foodsによるターキー・レモン・ライスの試食、緑茶の試飲、無外流居合兵道の説明などが行われた。

• 日本文化会館

• スティーブン・豊田氏によると、日本文化会館は日本文化の美を米国に紹介するために豊田氏の父、豊田文夫師によって1978年に創立された。
• 豊田文夫師は1947年に栃木県に生まれ、幼少より合気道や柔術など武道を学んだ。まず合気道の藤平光一師範に師事し、1970年に本部道場内弟子となった。道主植芝吉祥丸氏に師事し、1974年にシカゴにやって来た。シカゴ合気道道場を開設し、武道と日本文化を紹介する日本文化会館を開き、1985年には米国合氣道協会創設を創設、1990年には国際合氣道協会創設、その後まもなく国際合気道基金を設立した。
• 豊田師は合気道六段を早期に取得、その記録は未だに破られていない。また、禅修行にも打ち込み、東京にある中善寺からたんざん・げんせい老居士の名を授けられた。

• 専修大学法学部を卒業したが武術伝導の道を選び、一つの屋根の下で日本の心・精神をアメリカ人に伝えられないかと創り上げたのが日本文化会館だった。
• 豊田師は2001年7月4日、突然に死去した。享年53歳だった。豊田師の遺志は、家族と日本文会館メンバーによって継承され、今日に至っている。

• オープンハウスの人々

• イレイン・マックさんは流暢な日本語で通訳のヴォランティアをしていた。
• マックさんはミシガン州にある大学に在籍中日本留学に興味を持ち、日本語を1年半学んだ後、早稲田大学に1年間留学した。
• 冬休みにはスキーリゾートの白馬の旅館で働いた。この時は英語を話す人は一人もおらず、日本語が一気に上手くなったという。
• ホストファミリーが合気道をしていたことから合気道に興味を持ち、シカゴで日本文化会館を見つけて合気道を始めた。オープンハウスで茶道を見たマックさんは、これから茶道をやってみたいと話した。
• 同文化会館設立当時から故・中嶋一華師が長年茶道を教えており、会館二階には茶室もある。

• 無外流居合兵道のテーブルにいた女性は、居合道について説明してくれた。この女性は高校時代に剣道を始め、2003年から居合道を始めた。現在は四段。
• 同氏によると、居合道は周辺の出来事を察知する最高の修行ではないかという。自分のポジション、目、タイミング、距離など、周辺のことに常に神経を行き届かせる修行ができるという。無外流居合兵道の情報はwww.mugairyuchicago.comで。

• 日本文化会館は日本語クラスから座禅、各種武道クラスを開いている。問い合わせはwww.japaneseculturecenter.comまたは773-525-3141。住所は1016 W. Belmont Ave., Chicago, IL。