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燃えろ!  輝け! 赤白の闘魂 
極めよ 双葉の力
40回運動会シカゴ双葉会日本語学校
補習校、運動会

• シカゴ双葉会日本語学校補習校の第40回運動会が9月19日、ナイルズ・ノース・ハイスクールの競技場で開催された。前日の豪雨で開催が心配されたが、運動会開催後は晴れ間が見え出し、絶好の運動会日和となった。
• 今年のスローガンは“燃えろ! 輝け! 赤白の闘魂 極めよ 双葉の力”。運動会は幼稚部から高等部までの約660人の生徒が一丸となって取り組む補習校の一大イベントで、全校生徒は晴れやかな笑顔で開会式に臨んだ。

• 南口研司校長は「運動会というのはどうやら日本独特のもの。皆さんは今日、日本の人がづっと続けて来た日本の文化を体験することになります」と生徒に語りかけた。
• そして、「一つ、最後までやり遂げること。もう一つ、みんなでやる時はみんなで、一人で走るときはしっかり走るというけじめを付けること」と2つの目標を掲げ、運動会に燃える生徒を鼓舞した。

• シカゴ双葉会の森山雅之会長は「一生懸命にやっても上手く行かないかも知れません。でも一生懸命にやっている姿がカッコイイと思います。また、一生懸命にやったらとてもいい想い出になります。ですから今日は最後まで、一生懸命やりましょう」と生徒を励ました。

• 白組の小林ソロモン偉来君と赤組の山下瑞貴さんによる選手宣誓のあと、いよいよ競技が始まった。
• 最初の競技は全校生徒が参加する「大玉送り~心を1つにゴールへ繋げ~」。全生徒が協力し合う同競技は高等部の生徒の発案で発足したもので、赤組と白組のそれぞれのチームの士気を一気に高めた。

• 続いて小学6年生の100m走、幼稚部の40m走「よーい、どん」、小学1、2年生による「ようかい玉入れ」、中学部の100m走、小学3、4年の「まほうのじゅうたん」、小学5年の80m走、高等部の仮装競走と続き、会場は大きな声援で湧いた。赤組・白組による応援合戦も行われ、幼稚部の園児と保護者が大きなおむすびを運ぶ「おむすびころりん  すっとんとん」、そして小学4年の選抜リレーと競技が続き、午前の部が盛り上がった。
• 午前の部終了時点の得点は赤組282点、白組226点と、赤組が前半をリードした。

• 午後からはPTAによる綱引きと玉入れで始まり、個人走や中学部の「全員リレー」や「綱引き」、高等部の「大縄飛び」、小学5、6年生の「つなとりDASH!」などの団体競技で盛り上がった。

• 運動会は小5・6年の男女選抜リレー、中・高等部男女選抜リレーでクライマックスを迎えた。リレーはどちらも赤組と白組の大接戦となり、並んでゴールする程の白熱線だった。
• 「最後までやり遂げること」という南口校長の言葉通り、赤組にリードを許していた白組は必死に挽回し、最終得点赤組554点、白組556点で白組が逆転優勝した。

• 一方、応援賞は校長、教頭、PTA会長・副会長が投票し、赤組が応援賞を勝ち取った。

• 早朝からブリーチャーの水をブラシで払ったり、雑巾がけをしたりして運動会の準備が行われた。関係者みんなの協力があり、保護者の皆さんも協力的だったという。

• 運動会を終えた南口校長は、運動会は学年で生徒が分かれたり一緒になったりしながら上手く組み合わさっており、秩序立っている。そして、運動会には日本特有の文化が良く表れていると話す。
• 補習校の目的には、生徒が帰国した時に日本になじめるように日本の生活習慣を体験し、自己認識を確認するという深い意味があるという。南口校長は、行事を通して日本的なことを生徒に体験させ、その体験の中で生まれて来る日本を好ましく思う気持ちを育てるべきだと思っており、それを象徴するのが運動会だという。
• 南口校長は「緊張した顔、その後の解放に浸る顔。(徒競走がいやでも)逃げられない、何かを乗り越えるという人生の教訓が運動会にはある。時間通りに運ぶということも日本的なこと。私が願っていた通りの運動会でした」と語った。

• 南口校長は6年前に島根県から香港の日本人学校に行き、校長を務めた。島根県に戻った後は同県の学校で退職し、同時にシカゴ双葉会補習校の校長として赴任した。