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日本食普及協議会が和食促進イベント
和食や食文化に通じるシェフの表彰も


日本食の良さを知り、創意工夫を加えて新しい日本食を紹介しているシェフを表彰し、日本食材や料理、食文化を紹介するイベントが1月27日、シカゴ・ユニオンリーグ・クラブで開催され、シェフやレストラン経営者、食品業界専門家、メディアなど約120人が出席した。
• イベントのハイライトは、本物の日本食材・食品を西洋料理や食産業界の専門家らと融合させ、革新的な新しい日本食を創造することで、会場では試食や日本酒の試飲が行われた。

• このプログラムは、日本農林水産省の支援を受けた日本食普及協議会「Taste of Japan Committee」が推進しているもので、昨年10月にロンドンで立ち上げイベントが行われた。米国ではシカゴを含めシリコンバレーとワシントンDCの3都市に同協議会があり、各々の地で同様のイベントが開催されている。
• シカゴ日本食普及協議会はABC7の食に関する記者、シカゴ・ユニオンリーグ・クラブのエグゼクティブ・シェフ、ケンダル・カレッジ料理学校のバイス・プレジデント、フォーチューン・フィッシュ&グルメのバイス・プレジデント、曽根一朗JETROシカゴ所長がメンバーとなっている。

• 曽根一朗氏はシカゴ日本食普及協議会のミッションを、アメリカの食の多様性を支持する一方、シカゴ地区に於ける日々の食生活を日本料理と食材で豊かにする事だと述べた。
• 同協議会の役割は、表彰者の対象になるべき日本食普及に貢献しているシェフを掘り起こし、表彰することによって和食や日本の伝統的食文化への認知を高めること。そして、表彰式を執り行うこと。
• 曽根氏は「和食の人気の高まりは世界的な現象となっている。JETROは日本と世界の国々の相互投資の橋渡しとしての役割を果たしており、日本食品は現在大きな焦点となっている」と語った。

• 岩藤俊幸在シカゴ総領事は、2年前に和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたこと、ミラノ万博で和食を紹介した日本パビリオンが金賞を受賞したことに言及し、「中西部、特にシカゴランドで日本食レストランの著しい増加を見ることは喜ばしいことだ」と話した。
• また出席したレストラン業界、食品業界の人々に対し「日本食に対して注意を払い、日本料理を適切に料理し提供してもらっていることに感謝したい」と述べた。

• 壇上ではモモタロウ・レストランのエグゼクティブ・シェフのマーク・ヘルヤー氏の表彰が行われた。
• ヘルヤー氏は高校の時から料理を始め、ワシントンDCのアイコンとなっているレストランや初めてオーガニック・レストランとして認定されたレストランでシェフとして修行を積んだ。その後、英国でも修行を積み、夢を叶えるために日本へ渡った。
• 東京ではけやき坂にあるオーク・ドアや旬房でシェフを務めた。
• ヘルヤー氏は自分の料理コンセプトを具現化し、日本の現代食文化を提供するために2014年にモモタロウ・レストランをシカゴに開き、エグゼクティブ・シェフとなった。モモタロウでは四季を生かした料理を重視し、創造的なメニューを提供している。

• 表彰式後、ABC7の食に関する記者スティーブ・ドリンスキー氏とヘルヤー氏の間でQ&Aセッションが行われ、ヘルヤー氏からうま味、こんぶ、鰹節、日本の寿司、酒と日本料理、味噌の種類と使い方、和牛、ユズ胡椒、カレー、若桃などの説明が行われた。

• 会場では、ヘルヤー氏のヴィジョンによる寿司が、M Squareによって提供された。ヘルヤー氏のヴィジョンは、ハマチ、真鯛、マグロのにぎりと、お新香巻き、ネギハマ巻き、かんぴょう巻きなど。
• その他、マグロのぬた、ヘルヤー氏手作りの味噌と絹ごし豆腐を使った味噌汁、宮崎牛の鉄板焼きとユズ胡椒、冬のビーフカレー、日本直輸入の緑色の小さな桃「若桃」が試食として提供された。

Momotaro
• 820 W Lake St, Chicago, IL 60607
• Phone: (312) 733-481

マグロのぬた


ヒルヤー氏手作りの味噌で作った味噌汁
宮崎牛


グリーンの若桃
表彰されたシェフ・マーク・ヘルヤー(中央)