Kyodo News

11月23日

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トランプ氏、早速ゴルフか
「仕事する」ツイート後

• 【ワシントン共同】感謝祭の休暇を過ごすため21日に米南部フロリダ州パームビーチの高級別荘「マールアラーゴ」に移ったトランプ大統領は22日、別荘近くの「トランプ・インターナショナル・ゴルフクラブ」を早速訪れた。ホワイトハウスはトランプ氏がゴルフをしたか明らかにしていないが、クラブで約5時間過ごしており、プレーした可能性が高い。
• トランプ氏は22日午前5時半ごろからツイッターへの投稿を連発。「冬のホワイトハウス(マールアラーゴ)では会議を行い、電話で仕事をする」などと書き込みながら、午前9時半ごろにはゴルフクラブに到着した。
22日、米フロリダ州パームビーチの「トランプ・インターナショナル・ゴルフクラブ」に到着したトランプ大統領の車列(AP=共同)


トランプ氏、選手の父は「ばか」
中国から解放への感謝めぐり

• 【ワシントン共同】中国で米大学バスケットボールの3選手が万引の疑いで拘束後、保釈された問題で、トランプ大統領は22日、3人のうちの1人、リアンジェロ・ボール選手の父ラバー・ボール氏を「恩知らずのばか」とツイッターで攻撃した。選手の早期解放への感謝を示さないことが気にくわないとみられ「(ボール氏は)頭髪がない」とも書き込み中傷した。
• トランプ氏は感謝祭の休暇を過ごすため21日から南部フロリダ州パームビーチの高級別荘「マールアラーゴ」に滞在。22日早朝からツイッターでボール氏を非難した。
• トランプ氏は、3選手解放は国務省などではなく「私のおかげだ」と強調。


欧州、米の白人主義者を入国禁止
26カ国、発言問題視か

• 【ニューヨーク共同】AP通信は22日、米国の白人至上主義の極端な右派思想「オルト・ライト」の提唱者リチャード・スペンサー氏(39)が欧州の26カ国から5年間にわたり入国を禁じられたと報じた。
• 理由は不明だが、白人優越を唱える同氏の発言が問題視された可能性がありそうだ。米国でのオルト・ライトの広がりは、昨年の米大統領選でトランプ氏が勝利した要因の一つとされる。
• APによると、入国を禁じた26カ国は、欧州連合(EU)加盟国を中心に域内の出入国審査を撤廃したシェンゲン協定の参加国。


ジンバブエの民主化約束
帰国の次期大統領が演説

• 【ハラレ共同】ジンバブエのムガベ大統領(93)が21日に辞任したのを受け、次期大統領となるムナンガグワ前第1副大統領(75)が22日、亡命先の南アフリカから帰国、支持者の前で演説し「完全な民主主義を実現する」と語った。24日に新大統領に就任する。
• ムナンガグワ氏が公の場に姿を見せるのは、軍が14~15日に蜂起して以降初めて。ムガベ氏の妻グレース氏(52)と大統領の後継を巡り対立。6日にムガベ氏に解任されて以降、暗殺の恐れがあるとして国外に逃れていた。
• ムナンガグワ氏は、「この国には平和と仕事が必要だ」と述べ、崩壊した経済を立て直すと約束した。

支持者の前で演説するジンバブエのムナンガグワ次期大統領=22日、ハラレ(ゲッティ=共同)


アフリカの政権交代が進化
ジンバブエ巡りマリ外相

• 【ブリュッセル共同】西アフリカ・マリのジョップ外務・国際協力相は22日、ブリュッセルで共同通信のインタビューに応じ、ジンバブエのムガベ大統領が国内を大きく混乱させずに辞任したことについて「アフリカの政権交代の在り方が進化したことを示した」と前向きに評価した。
• これまでアフリカではクーデターによる政権奪取が繰り返されてきたと述べた上で、今回ジンバブエは「民主主義の国際基準をぎりぎりでクリアした」と指摘。欧米による制裁などはあったものの、政治危機を国内で解決したのは「われわれは成熟すべきだという(アフリカ)大陸へのメッセージだ」と強調した。

22日、ベルギー・ブリュッセルでインタビューに応じるマリのジョップ外務・国際協力相(共同)


ロシア提唱のシリア会議に賛同
イラン、トルコ首脳

• 【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領、イランのロウハニ大統領、トルコのエルドアン大統領が22日、ロシア南部ソチで会談し、内戦が続くシリアの戦後を視野に入れた協議を行った。イラン、トルコの両大統領は、プーチン氏が提唱するシリアのアサド政権側や反体制派が参加して新憲法制定などを協議する「シリア国民対話会議」の開催に賛同した。
• 同対話会議を巡っては、ロシア外務省が33団体を招待して今月18日にソチで実施すると発表しながら反体制派の反対などで延期された経緯がある。会談後の3首脳の共同声明は「会議参加者の調整を行う」としており、開催に向けては難航も予想される。


ロヒンギャ帰還へ合意文書
ミャンマーとバングラデシュ

• 【ヤンゴン共同】ミャンマー西部ラカイン州からバングラデシュに逃れたイスラム教徒少数民族ロヒンギャ難民の帰還問題で、両国は23日、合意文書に署名した。バングラデシュ外務省によると2カ月以内に帰還が始まる。帰還が順調に進むかは見通せないが、2国間で問題解決を図るとの立場を強調し、ミャンマー政府を批判する欧米諸国や国連をけん制した。
• ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相とバングラデシュのアリ外相が首都ネピドーで同日会談。その後、担当者が署名した。
• 1990年代前半の2国間合意で定めた原則に基づき、ロヒンギャ難民の身元確認と帰還を体系的に進める。
バングラデシュの難民キャンプで支援物資を待つロヒンギャ難民ら=10月(ロイター=共同)


中国、ジブチと関係強化で一致
戦略要衝で影響拡大

• 【北京共同】中国の習近平国家主席は23日、訪中したアフリカ東部ジブチのゲレ大統領と北京の人民大会堂で会談し、戦略的パートナーシップ関係を強化することで一致した。会談後に陳暁東外務次官補が記者団に明らかにした。
• ジブチは重要航路スエズ運河につながる紅海の入り口にあり、自衛隊や米軍などが拠点を置く戦略的要衝。中国も軍の初の海外拠点となる補給基地の運用を8月に始めており、関係強化で影響力を拡大し海洋進出をさらに活発化させる狙い。
• 日本は2011年からジブチで土地を借りて自衛隊初の本格的な海外拠点として運用している。
北京の人民大会堂で歓迎式典に臨む中国の習近平国家主席(左)とジブチのゲレ大統領=23日(共同)


不明潜水艦、酸素欠乏の可能性
アルゼンチン「重大な局面」

• 【リオデジャネイロ共同】南米アルゼンチンの南部沖で今月15日から消息を絶っている同国海軍の潜水艦サンフアン(乗組員44人)について、海軍当局者は22日、艦内の酸素が残り少なくなっている可能性があり「重大な局面」を迎えたと述べた。米英やブラジルなど他国も協力して懸命の捜索が続いている。
• 現地からの報道によると、同艦と最後の通信があったのは15日朝、南部バルデス半島の沖合約430キロの海域。電気系統がショートするトラブルがあったとされるが関連は不明という。空と海から捜索しているが、天候不良で難航している。


ロシア政府の投稿を確認可能に
フェイスブック「いいね」追跡

• 【ニューヨーク共同】ロシア政府による米大統領選干渉疑惑を受け、米交流サイト大手フェイスブックは22日、利用者が「いいね」のチェックを入れたページがロシア政府関与のものかどうかなどを年末までにサイト上で確認できるようにすると発表した。
• 対象の期間は2015年1月~17年8月で、フェイスブック傘下の写真共有アプリ「インスタグラム」も含まれる。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、電子版)によると、計290に上る。
• フェイスブックは情報公開を求める米議会に対し、15年6月~17年8月に約1億2600万人がロシア政府関与の投稿を閲覧したなどと報告した。


慰安婦像受け入れ文書に署名
米サンフランシスコ市長 

• 【サンフランシスコ共同】米サンフランシスコ市のリー市長は22日、旧日本軍の慰安婦問題を象徴する少女像の設置を受け入れる文書に署名した。複数の市関係者が明らかにした。市議会が14日、民間からの像の寄贈を受け入れる決議を採択していた。
• 大阪市の吉村洋文市長はリー氏に対し、市議会決議を拒否しなければサンフランシスコ市との姉妹都市関係を解消すると文書などで申し入れ。日本政府も「極めて遺憾だ」(安倍晋三首相)と決議拒否を求めていた。リー氏は今回、像受け入れを明確に示し、両市の姉妹都市関係の解消が決定的となった。
• 少女像は地元の民間団体がサンフランシスコ市に寄贈。
米サンフランシスコに設置された旧日本軍の慰安婦問題を象徴する少女像=9月22日(AP=共同)

半島有事で邦人退避計画初策定へ
政府、米朝衝突懸念に対応

• 政府は朝鮮半島有事に備え、韓国内にいる邦人の退避計画を策定する方針を決めた。外務省のマニュアルや自衛隊の行動計画はあるが、北朝鮮と米国の対立が激化し軍事衝突も懸念されるため、政府全体で共有できる具体的な計画を初めて作ることにした。民間機使用をメインに長崎県・対馬に海上輸送する案を盛り込み、省庁の役割分担も明確にする。政府関係者が23日、明らかにした。国家安全保障会議(NSC)の議論を経て最終決定する。
• 問題の解決には対話努力が前提となるが、北朝鮮は弾道ミサイル発射を繰り返している。政府は4月、国内着弾を想定した全省庁が参加するシミュレーション訓練を実施。

邦人退避のイメージ


韓国大統領、早期訪日に意欲
公明代表、首相親書手渡す

• 【ソウル共同】公明党の山口那津男代表は23日、韓国の文在寅大統領とソウルで会談し、日本が議長国を務める日中韓3カ国首脳会談出席のため、早期に訪日するよう要請した。文氏は「一日も早く日本を訪れたい」と応じた。安倍晋三首相の親書も手渡した。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮問題では、日米韓3カ国の緊密な連携が重要との認識で一致した。
• 文氏は来年2月の平昌冬季五輪に合わせた首相の訪韓を要請した。日中韓首脳会談は来年1月以降にずれ込む可能性があり、山口氏は早期実現につなげることで存在感を示したい考えだ。文氏は中国の習近平国家主席に早期開催を働き掛けたと明らかにした。


乳児を連れて議場入り、一時混乱
熊本市議「子育て両立を」と説明

• 22日に開会日を迎えた熊本市議会の定例会で、女性市議が生後7カ月の長男を連れて議場入りしたため、開会ができずに他の市議らと押し問答となるなど一時混乱する騒ぎとなった。最終的に長男を友人に預け、市議会は定刻より約40分遅れて開会された。市議は「仕事と子育てを両立し女性が活躍できるような議会になってほしい」と行動の理由を説明した。
• 長男を連れて議場に入ったのは当選1回の緒方夕佳市議(42)。緒方市議によると、妊娠が分かった昨年から市議会に赤ちゃんを連れてくることができないかどうか議会事務局に相談してきたが、前向きな回答が得られなかったため、強行したという。
議場に生後7カ月の長男を連れてきた緒方夕佳市議=22日午前、熊本市


天皇退位19年4月30日有力
即位・改元は翌5月1日

• 天皇陛下の退位日を2019年4月30日とし、皇太子さまが翌5月1日に新天皇として即位、改元する案が政府内で有力となった。政府関係者が22日、明らかにした。菅義偉官房長官は記者会見で、退位日決定の前提となる皇室会議を12月1日午前9時に宮内庁で開くと正式に発表した。陛下が19年3月31日に退位し、皇太子さまが4月1日に即位する案もあり、政府は皇室会議での意見を踏まえて最終決定する。
• 皇室会議は、議長を務める首相が招集し、衆参両院の正副議長や最高裁長官、皇族、宮内庁長官ら計10人で構成される。


首相、賃上げ実現に意欲示す
共産は森友、加計問題を追及

• 安倍晋三首相は22日、参院本会議での各党代表質問で、賃上げ企業の法人税を軽減する「所得拡大促進税制」の拡充に意欲を示した。「過去最大の企業収益を賃上げや設備投資へと向かわせるため、あらゆる施策を総動員する」と述べた。公明党の山口那津男代表への答弁。共産党の山下芳生副委員長は首相の責任で森友、加計学園問題の真相を究明すべきだと追及した。
• 2017年度末に期限を迎える所得拡大促進税制に関し、政府、与党は年末の18年度税制改正で制度を延長し、賃上げ企業の優遇対象の拡充を検討する方向だ。


日本のイワシクジラ捕獲が議題に
来週のワシントン条約委員会で

• 【ジュネーブ共同】ワシントン条約のスキャンロン事務局長は23日、ジュネーブで記者会見し、来週開かれる条約常設委員会で、水産庁が今年、調査捕鯨として北西太平洋でイワシクジラ134頭を捕獲したことが条約順守に関わる問題として議題になると明らかにした。
• イワシクジラは絶滅の恐れがある動物として条約「付属書1」に掲載されており、商業目的の国際取引は禁じられている。スキャンロン氏によると、条約事務局が、調査捕鯨が来年以降も計画されていることから「純粋に科学目的と言えるのかどうか精査する必要がある」として提案した。


三菱マテリアル系3社も品質不正
2社は検査データ改ざん

• 非鉄大手の三菱マテリアルは23日、子会社の三菱電線工業(東京)と三菱伸銅(同)が一部製品の検査データを改ざんしていたと発表した。顧客企業が求めた品質基準を満たしているかのようにごまかしていた。問題製品は航空機や自動車、電力機器などに幅広く使われており、出荷先は2社で計258社に上る。別の子会社の三菱アルミニウム(同)も不適合品を顧客に出荷していた。
• 防衛装備庁は23日、自衛隊の航空機や艦船のエンジンの一部に仕様書の要求値に満たない三菱電線製のゴムが使われていたと明らかにした。神戸製鋼所のデータ改ざんと同種の問題が他社にも拡大した。


トヨタ、水素の五輪聖火
燃料電池車技術で20年東京

• トヨタ自動車がプロパンガスの代わりに水素を燃やす聖火台やトーチの開発に取り組んでいることが23日、分かった。水素で走る燃料電池車の技術を活用する。2020年東京五輪・パラリンピックで採用を目指す。
• 政府やトヨタなどの民間企業はエネルギー源に水素を活用する「水素社会」の実現を目指しており、五輪で水素を世界にアピールする。
• 五輪聖火の燃料に水素が使われれば初めて。炎を五輪マークの青、黄、黒、緑、赤に着色する研究も進める。12月3日に愛知県豊田市で開く社内の駅伝大会で実験を予定している。


低価格iPhone刷新か
アップル、来年前半にも

• 【ニューヨーク共同】台湾紙の経済日報は22日までに、米IT大手アップルが価格を低く抑えたスマートフォン「iPhone(アイフォーン)SE」を刷新し、来年前半に後継機種を発売すると報じた。
• 後継機種でも4インチ(約10センチ)の小型画面は維持し、価格は450ドル(約5万円)程度となるという。新興国で販売をてこ入れする狙いがある。
• 後継機種は台湾の電子機器受託製造サービス(EMS)大手ウィストロンがインドのベンガルール(バンガロール)工場で年内に生産を始める見通しだ。


外国船漂着、8人保護
秋田・由利本荘、言葉は朝鮮語か

• 秋田県警由利本荘署は23日深夜、由利本荘市の船舶係留施設「本荘マリーナ」に外国のものとみられる船が漂着しているのを見つけ、乗っていたアジア系男性とみられる8人を発見した。いずれも命に別条はなく、朝鮮語らしい言葉を話しているという。同署は8人を保護し、国籍などを確認している。
• 同署によると、23日午後11時半ごろ、近くの民家から不審者がいると110番があったという。


沖縄の集落、港使用に反対
辺野古工事の石材積み出し

• 沖縄県名護市辺野古での米軍普天間飛行場(宜野湾市)移設工事を巡り、工事に使われる石材の積み出し港がある国頭村奥の集落が23日、区民総会を開き、港の使用反対を決議した。県や防衛省沖縄防衛局に近く決議文を提出する予定。住民らの反対運動が激化した場合、積み出し作業に影響が出る可能性もある。
• 区民総会には参加資格のある住民の約3分の1に当たる約50人が集まり、決議を拍手で承認した。糸満盛也区長(66)は「平穏な日常が荒らされる」と懸念を示した上で、自身も抗議活動に加わる考えを示した。


パラオ沖の漁船転覆、調査継続
7人全員無事に那覇漁協安堵

• パラオ諸島沖で那覇地区漁業協同組合所属のマグロはえ縄漁船「第1漁徳丸」が転覆した事故で、第11管区海上保安本部(那覇)は23日、衝突した相手船の調査を当面続ける方針を明らかにした。日本とインドネシアの乗組員7人全員の無事が確認され、同漁協の山内得信組合長(60)は「必ず生きていると信じ、祈っていた」と安堵していた。
• 11管本部によると、乗組員は22日夕にフィリピンの港へ入り、ホテルに宿泊中。船長の玉城正彦さん(62)は「別の船に衝突された。相手船が7人全員を救助した」と説明しているという。11管本部は、詳しい衝突状況や相手船の船名を調べている。

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