Kyodo News

8月17日

日本語メインに戻る
巨額費用のパレード「私が拒否」
トランプ大統領、代わりに訪仏か

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は17日、首都ワシントンで11月に予定していた軍事パレードを延期したことについて「値段を聞くとばかばかしいほど高額だったため、私がキャンセルした」とツイッターに投稿し、自身が巨額費用を拒否したと主張した。費用を圧縮して来年に何らかの行事が開かれるとの見方を示した。
また、ワシントンでパレードを行う代わりに「パリのパレードに行く」と書き込み、フランス訪問を検討していることも明らかにした。昨年7月にパリで観覧した軍事パレードに感銘を受け、今年1月、マティス国防長官にパレードの計画を指示していた。


米首都で予定の軍事パレード延期
経費100億円超の試算も

 【ワシントン共同】米国防総省のマニング報道部長は16日、首都ワシントンで11月に予定していた軍事パレードを延期すると発表した。来年の実施を検討するとしている。総費用が9200万ドル(約102億円)との試算もあり、財政難にあえぐ中、トランプ大統領が発案したパレード計画に批判も出ていた。
昨年7月にパリで観覧した軍事パレードに感銘を受けたトランプ氏は今年1月、「(戦車が行進する)フランスのようなパレード」を行うようマティス国防長官に指示していた。
11月のパレードは第1次大戦終結100年を記念した行事と合わせて実施する計画だった。


米上院、メディア攻撃非難
「報道の自由」尊重訴え

 【ワシントン共同】米上院は16日、民主主義での報道の自由の重要性を訴え「報道機関への攻撃を非難する」とした決議を満場一致で採択した。「メディアは国民の敵ではない」と明記し、名指しは避けながらもトランプ大統領に報道の自由を尊重するよう迫った。
米国では「メディアは国民の敵だ」と公言するトランプ氏の言動に懸念が高まっており、16日には全米の約350紙がトランプ氏の姿勢を批判する社説を一斉に掲載。これに対し、トランプ氏はツイッターで「報道機関は何を書いても自由だが、多くは偽ニュースだ」と不快感を示した。

報道の自由の必要性を訴え、トランプ氏に反論する社説を掲載した16日付のニューヨーク・タイムズ(右)とワシントン・タイムズの紙面(共同)


ロシア共謀否定は「たわ言」
CIA元長官、トランプ氏に反撃

 【ワシントン共同】2016年米大統領選にロシアが介入した疑惑で、中央情報局(CIA)のブレナン元長官は16日、ニューヨーク・タイムズ紙に寄稿し、トランプ大統領が「ロシアとの共謀はない」と否定しているのは「たわ言だ」と非難し、トランプ陣営とロシアとの共謀はあったと主張した。政府の機密情報に触れる権限を15日にブレナン氏から剥奪したトランプ氏に反撃した。
元情報機関トップが捜査中の疑惑について断定的な見解を表明するのは異例。CIAの内部情報に基づいた意見かどうか不明だが、波紋が広がりそうだ。


四半期決算、半期に変更を
トランプ大統領、見直し要求

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は17日、企業の決算会計報告を四半期から半期に変更するよう証券取引委員会(SEC)に検討を求めたことをツイッターで明らかにした。実現すれば、企業にとって中長期的な視点に立った経営が可能になる半面、投資家への情報開示は後退する恐れがある。
トランプ氏が世界のビジネスリーダーとの会合で、米国での事業をさらに改善する方策を尋ねたところ、1人が「四半期決算をやめ、半年ごとに移行する」と指摘。トランプ氏は、そうすれば企業は「より柔軟な対応が可能となり、お金も節約できる」として、SECに研究を指示したという。


米中協議、22日から2日間
米紙、摩擦解消は不透明

 【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は16日、米国と中国の事務レベルの貿易協議が22日から2日間の日程で行われると報じた。両国の主張の隔たりは大きく、閣僚級協議でもないため、貿易摩擦の解消につながるかどうかは不透明だ。
期間中の23日午前0時すぎが、米中双方が年約160億ドル(約1兆8千億円)相当の互いの製品に25%の追加関税を課す時刻に当たる。王受文商務次官らが訪米し、マルパス財務次官らと、先端技術を巡る不公正な貿易慣行の是正や、人民元相場の変動問題などを話し合うもようだ。


米報告「朝鮮有事に軍事介入も」
中国、正恩氏保護は不透明

 【ワシントン共同】米国防総省は16日発表の中国の軍事動向に関する年次報告書で、朝鮮半島有事の際には影響力確保のために中国が軍事介入する可能性があるとの見方を示した。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長を守る意思があるかどうかは不透明としている。
報告書は朝鮮半島で軍事衝突や危機が起こった場合、「中国指導部はさまざまな作戦行動を中国人民解放軍に命じる可能性がある」と指摘した。一方、中国国防省は17日、年次報告書に対し「中国の戦略の意図を曲解し、いわゆる中国の軍事的脅威を誇張している」とコメントした。断固反対の意向を米国に申し入れたという。


米、対トルコ追加制裁用意
自宅軟禁の牧師解放要求

 【ワシントン、イスタンブール共同】トランプ米大統領は16日の閣議で「無実の牧師を拘束しているトルコは良き友人とは言えない」と述べ、トルコ政府が米国人牧師を自宅軟禁していることを重ねて批判した。ムニューシン財務長官は、トルコが速やかな解放に応じなければ「さらなる制裁を計画している」と警告した。
トルコのチャブシオール外相は同日、首都アンカラで記者会見し、米国の態度が今のままでは対立解消は無理だと訴え、米国は「真の友人」がどの国か分かっていないと批判した。アナトリア通信などが伝えた。


米、イラン包囲網強化へ
国務省が専門チーム設置

 【ワシントン共同】ポンペオ米国務長官は16日、イランに対する国際的な包囲網を強化するため、国務省内に専門チーム「イラン・アクション・グループ」を設置、イラン特別代表のポストを新設すると発表した。ウラン濃縮の完全停止などイランに求めている12項目を実現するため、各国との協調を模索する。
ポンペオ氏は記者会見で「イランと新たな合意を結べることを願うが、それにはイラン指導部が行動を変えることが必要だ」と強調した。イラン特別代表には国務省のフック政策企画局長が就任し同グループを率いる。

ポンペオ米国務長官


文大統領側近の逮捕状棄却
韓国、世論操作に関与疑い

 【ソウル共同】韓国与党「共に民主党」の元党員の男がインターネット上で世論操作をしたとされる事件で、ソウル中央地裁は、男と共謀した疑いが持たれている同党の金慶洙・慶尚南道知事に対する逮捕状請求について、金氏を出頭させて審査し、18日、棄却した。聯合ニュースが伝えた。金氏は文在寅大統領の側近。
文氏の支持率は最近、下落傾向が続き、金氏への捜査もその原因に挙げられる。ただ、特別検察官は在宅起訴も視野に金氏への捜査を続ける見通しで、立件されれば文政権へのさらなる打撃となるのは必至だ。


スロベニア次期首相にシャレツ氏
最年少40歳、コメディアン出身

 【ウィーン共同】スロベニアの国民議会(下院、定数90)は17日、6月の選挙で第2党となった中道左派「マリアン・シャレツ・リスト」(LMS)のマリアン・シャレツ氏(40)を賛成多数で次期首相に承認した。ロイター通信などが伝えた。
カムニク市長を務めるシャレツ氏はコメディアン出身で、政治不信などを背景に昨年の大統領選で善戦した。40歳での首相就任は同国最年少で、中道左派の社会民主党などが支持した。9月初旬を期限に組閣を進める。
旧ユーゴスラビアのスロベニアは2004年に欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)に加盟した。


新首相にクリケット元スター選手
パキスタン、経済立て直し

 【イスラマバード共同】パキスタン下院は17日、7月の下院選で勝利したパキスタン正義運動(PTI)党首でクリケットの元スター選手イムラン・カーン氏(65)を新首相に選出した。悪化する経済立て直しのほか、冷え込んだ米国や隣国インドとの関係改善など新政権の課題は山積している。
カーン氏は7月の勝利演説で「雇用創出」や「税収増」に優先的に取り組むとした。また、カシミール地方の領有問題で対立するインドとの関係改善にも言及。隣国アフガニスタン問題を巡り、テロリストを支援しているとパキスタンを批判する米国に対しては、これまでの尽力を主張し「互恵関係」を訴えた。


米中貿易摩擦への言及焦点
FRB議長、24日講演

 【ワシントン共同】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が24日、米西部ワイオミング州ジャクソンホールで講演する。FRBの利上げペースや、トルコなど新興国の通貨急落問題に加え、深刻化する米中貿易摩擦に言及するのかも焦点だ。
講演前日の23日に、米中双方が160億ドル(約1兆8千億円)相当の互いの製品に対して第2弾の追加関税制裁を発動する。さらに両国は第3弾の制裁措置も計画しており、世界経済への影響が懸念される。
好調な米経済を背景にFRBは段階的に利上げを進める方針で、次回は9月に利上げを実施する公算が大きい。


「自主開発」実は米社技術
中国IT企業が謝罪

 【北京共同】中国のITベンチャー企業、紅芯時代科技(レッドコア)は17日、自主開発したと公表していたインターネット閲覧ソフト(ブラウザー)が、実は米IT大手グーグルの技術を基にした商品だったことを認め、謝罪する声明を発表した。
中国メディアによると、レッドコアは自社の商品が、中国で初めて自主開発に成功したブラウザーだと説明。複数の投資家から2億5千万元(約40億円)の資金を調達したばかりだった。
だがネット上で、グーグルのブラウザー「クローム」の技術をベースにしているのではないかと指摘され、レッドコアは17日に「宣伝に誇張があった」と認め謝罪した。


グーグル、中国再参入巡り抗議
制限付き検索に社員約千人が

 【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は16日、米グーグルが中国再参入のため制限付き検索サービスを開発しているとの報道を巡り、秘密裏に計画を進める会社側に対し、約千人のグーグル社員が抗議する書簡に署名したと報じた。関係者の話としている。
グーグルは6月、社員による軍事利用反対の声を受けて、米国防総省との人工知能(AI)研究の契約を更新しない方針を示した。今回の対応が注目される。
米ネットメディア「インターセプト」は今月1日、グーグルが開発している検索アプリは、人権や民主主義、平和的抗議などで、中国が問題視するサイトが表示されないと報じた。


自動運転車で食料品配達
米小売り大手、試行開始

 【ニューヨーク共同】米小売り大手クローガーは16日、西部アリゾナ州スコッツデールで、元米グーグル社員が立ち上げたベンチャー企業「ヌロ」が開発した自動運転車を使った食料品配達の試行を始めたと発表した。
利用者が食料品店の通販サイトかアプリで注文すると、自動運転車が食料品を当日か翌日に利用者の自宅まで配送する。当初は自動運転機能を搭載したトヨタ自動車のプリウスを使用する。秋からヌロの無人の自動運転車「R1」も加える。配送手数料は一律5・95ドル(約660円)。
発表映像によると、R1は軽自動車より一回り小さく、車高は大人の身長よりやや低い。

クローガーが食料品の配達で使うヌロの自動運転車「R1」(クローガーとヌロ提供・共同)


インド南部水害で160人超死亡
15万人以上が避難、軍が救助も

 【ニューデリー共同】インド南部ケララ州当局は17日、今月に入って州の広範囲で降り続いている雨の影響で洪水や土砂崩れが相次ぎ、8日からの死者が計164人となったと明らかにした。インドメディアが伝えた。
多くの家屋が浸水し、15万人以上が避難、軍などが取り残された人々の救助活動に当たっている。同州コチ(コチン)の国際空港は26日まで閉鎖が決まり、鉄道にも大きな影響が出ている。州内39カ所の貯水池のうち、35カ所で放水が行われているという。
インドでは雨期に当たるこの時期になると、豪雨により毎年多数の死者が出ている。


中国、日本称賛の若者を拘束
「安倍首相は俺のおやじ」と投稿

 【北京共同】中国安徽省馬鞍山市の公安当局は17日、短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」で「安倍首相は俺のおやじだ」などと日本を称賛する書き込みをした18歳の無職男性を16日に公共秩序騒乱の疑いで刑事拘束したと発表した。当局は民族感情を損ねる言論だと主張している。
中国メディアは男性について、日本軍国主義を称賛する「精日(精神的日本人)」だと批判。しかし、男性は拘束直前の書き込みで「私が好きなのは法治が整備された現在の日本だ」「日本の警察が好きなだけ。日本警察の質と勤務態度は世界一」と主張していた。
公安当局などによると、男性は4月にも当局から警告を受けた。


スペインのテロ1年で追悼
戻った日常、心の傷も

 【パリ共同】スペイン北東部カタルーニャ自治州バルセロナなどで車を暴走させた連続テロから17日で1年。現場の繁華街には日常のにぎわいが戻ったが、市民の心には傷も残る。バルセロナ中心部では犠牲となった16人を追悼する式典が開かれた。
式典はワゴン車が暴走し、歩行者を死傷させたランブラス通りとつながる広場を会場とし「誰も(孤立した)島ではない」とうたった英詩人ジョン・ダンの言葉を、カタルーニャ語やドイツ語など犠牲者の八つの言語で若者らが朗読した。国王フェリペ6世やサンチェス首相が参列し、遺族らは通りに献花した。

観光客らが行き交うスペイン・バルセロナのランブラス通り=15日(共同)


世界遺産の広場覆う花じゅうたん
ベルギー首都でイベント

 【ブリュッセル共同】ベルギー・ブリュッセルで16日、世界遺産の広場グランプラスに花を敷き詰める2年に1度のイベント「フラワーカーペット」が始まり、太陽や鳥をあしらった鮮やかな図柄が「世界で最も美しい広場」を覆った。公開は19日まで。
今回のテーマはメキシコ。中部グアナフアト州の人々が、現地の先住民に伝わるデザインをモチーフにした縦24メートル横75メートルの「カーペット」を、ベゴニアなど50万本以上を使って作り上げた。今夏の記録的な猛暑と干ばつで一部の花が入手できなくなったが、関係者が代用品を探すなどして乗り越えた。

ブリュッセルの広場グランプラスで始まった「フラワーカーペット」=16日(共同)


全米で追悼ムード広がる
「歌姫」の功績たたえる

 【ロサンゼルス、ワシントン共同】米音楽界を代表する「歌姫」アレサ・フランクリンさんの死去を巡り、各界著名人から16日、冥福を祈るメッセージが相次ぎ発表され全米で追悼ムードが広がった。米メディアは生前のライブ映像などを繰り返し放送し功績をたたえた。
トランプ大統領はツイッターで「ソウルの女王が亡くなった。神様から素晴らしい贈り物の声を授かった偉大な女性だ。寂しい限りだ」と投稿。オバマ前大統領夫妻も、黒人や女性の権利向上に寄与した功績を踏まえ「彼女の声に私たちは歴史を感じる」と声明を出した。

ブッシュ米大統領(当時)から「大統領自由勲章」を受章するアレサ・フランクリンさん=2005年11月、ワシントン

小野寺防衛相、19日インド訪問
スリランカも

 小野寺五典防衛相は19日、インドとスリランカ両国訪問に向けて日本を出発する。それぞれの国防相と会談し、連携を確認。中国企業が運営権を持つスリランカ南部ハンバントータ港も視察する予定だ。インド洋に積極進出する中国をけん制する狙い。23日に帰国する。
最初の訪問先のインドではシタラマン国防相と会談。陸上自衛隊とインド陸軍の初となる共同訓練を秋以降に実施することで正式な合意を図る意向だ。安倍政権の外交方針「自由で開かれたインド太平洋戦略」も踏まえ、安全保障分野の協力を推進していく。
スリランカは、中東の石油を輸送するシーレーン(海上交通路)の要衝で、親日国。


日本、コロンビア新政権と連携
外相会談で経済協力強化も

 【ボゴタ共同】河野太郎外相は16日午前(日本時間同日深夜)、コロンビアのトルヒジョ外相と首都ボゴタで会談し、今月7日に就任したばかりのドゥケ大統領が率いる新政権との関係構築を進める考えで一致した。経済連携強化の方向性も確認した。今年が両国の国交樹立110周年に当たることを踏まえ、幅広い分野での協力推進で合意した。
コロンビアの前政権が関心を示していた環太平洋連携協定(TPP)への新規加盟に関し、河野氏は交渉入りに期待を表明。トルヒジョ氏は、日本との経済連携協定(EPA)交渉を優先する考えを示し、見解が分かれた。

会談前に握手する河野外相(左)とコロンビアのトルヒジョ外相=16日、ボゴタ(共同)


シーの新設3施設が大型に
運営会社社長が方針

 東京ディズニーシーの拡張計画で、新設する四つのアトラクションのうち三つが大型施設となることが17日、分かった。施設を運営するオリエンタルランドの上西京一郎社長が共同通信のインタビューで明らかにした。
シーの拡張でオリエンタルランドは約2500億円をかけ、大ヒット映画「アナと雪の女王」などの世界を再現したエリアを建設、2022年度に開業する。混雑緩和につなげ顧客満足度を高めるのが狙い。上西氏は「より多くの人にまた来たいと思ってもらえる開発にしたい」と述べた。
拡張を機に入園料を値上げする方針だが、値上げの時期や額について上西氏は明言しなかった。

新テーマポートの全景のイメージ


アナと雪の女王をテーマとしたエリアのイメージ


レゴランドがプラ製使用取りやめ
ストロー、すかいらーくも

 名古屋市のテーマパーク「レゴランド・ジャパン」の運営会社が、使い捨てのプラスチック製ストローを原則使用しない方向で検討していることが17日、分かった。近く正式発表する見通し。すかいらーくホールディングスも同日、海外を含むグループ全店でプラスチック製ストローの使用を2020年までに取りやめると正式発表した。
プラスチックごみによる海洋汚染が世界的に問題となっており、環境保護の取り組みを強化する。
レゴランドの隣で4月に開業した「レゴランド・ジャパン・ホテル」でも、プラスチック製ストローを順次廃止する方向で、実施時期を詰めている。


MTG、医療分野へ本格進出
「シックスパッド」の技術を応用

 電気の刺激で筋肉を鍛えるトレーニング機器「シックスパッド」などを手掛けるMTG(名古屋市)の松下剛社長(47)は17日までに共同通信のインタビューに応じ、けがや病気からの効率的なリハビリにつなげる機器を開発して医療や介護分野へ本格進出する方針を示した。「シックスパッドの技術を活用する幅を広げる」と述べた。
MTGは7月10日、東京証券取引所の新興市場マザーズに新規上場した。初値ベースの時価総額は2724億円で、フリーマーケットアプリ運営のメルカリに次ぎ今年2位の規模だった。
人工知能で睡眠状態を分析し、眠りやすい体勢を整えるマットレスの販売を来春始める。


電力の不当な顧客囲い込み規制へ
大手と新電力の競争促進、経産省

 経済産業省が大手電力による不当な顧客囲い込みの規制に乗り出すことが17日、分かった。新電力に契約を切り替えようとする情報を利用し、安い料金プランを提示して引き留める「取り戻し営業」が対象。情報の「目的外利用」として電気事業法上の問題行為に位置付ける。大手と新電力の健全な競争促進に向け、年内にも指針案の取りまとめを目指す。
電力小売りの自由化により、大手と新電力の競争は激化している。企業は家庭と比べて大量の電力を使うため、電力会社にとって収益への寄与が大きい。世耕弘成経産相は「できるだけ早く公正な競争条件を整えたい」と話している。


農相、福島産食品の禁輸緩和要請
香港政府トップに

 【香港共同】香港を訪問中の斎藤健農相は17日、香港政府トップの林鄭月娥行政長官と会談し、香港が東京電力福島第1原発事故から続ける福島県産の一部食品に対する輸入停止措置などの緩和・撤廃を働き掛けた。農相が会談後、記者団に語った。
林鄭氏の反応については明らかにしなかったが、今後も協議を続けることを確認したという。会談には陳肇始食物衛生局長も同席した。
香港政府は、福島、茨城、栃木、群馬、千葉5県の一部食品の輸入を停止していたが、7月に福島を除く4県の禁輸措置を緩和した。

握手する斎藤農相(左)と香港政府トップの林鄭月娥行政長官=17日、香港(共同)


台風19号、来週にも九州接近
小笠原近海はしけの恐れ

 台風19号は17日、小笠原近海を北寄りに進んだ。周辺海域は18日にかけて風が強まり、しけになりそうだ。15日に九州を縦断した台風15号とよく似たコースをたどりながら太平洋を進む見通し。来週にかけて九州や南西諸島に接近する恐れがあり、警戒が必要になる。
台風19号は16日にマリアナ諸島付近で発生。12日以降、連日の台風発生となった。気象庁によると、5日連続発生は1951年の統計開始から初めて。日本の南で海面水温が高く、大量の水蒸気をエネルギー源として台風が発生しやすい状態が続いているという。

台風19号の5日先予想進路(17日18時現在)


除染作業員の健康被害懸念
福島原発事故で国連報告者

 【ジュネーブ共同】国連人権理事会で有害物質の管理・処分と人権への影響を担当する特別報告者ら3人は16日、東京電力福島第1原発事故の除染作業員ら数万人が被ばくの危険にさらされ、健康被害を懸念するとの声明を発表した。日本政府に作業員保護のための緊急対策を求めている。
声明は、作業員には外国人労働者やホームレスが含まれているとの情報があるとし、これら社会的弱者は「被ばくのリスクを十分に知らされず、経済的な苦境から危険な作業を強制されるなど搾取されている恐れがある」と懸念した。
特別報告者は人権理通常会期に、労働者の保護強化を求める報告書を提出する予定。


日韓合意、解決にならず
国連委、慰安婦問題討議

 【ジュネーブ共同】国連人種差別撤廃委員会は16日、約4年ぶりとなる対日審査会合をジュネーブで開き、日韓両国間の懸案である旧日本軍の従軍慰安婦問題が前回審査に続いて討議された。米著名人権活動家のマクドゥーガル委員は「なぜ元慰安婦らの満足いく形で日本政府が謝罪と補償をできないのか理解できない」と述べ、2015年の日韓政府間合意では解決にならないとの見方を示した。
ボシュイ委員(ベルギー)も「被害者目線を欠くとの指摘がある」と述べ、日韓合意を「最終的解決」とする日本政府の姿勢に疑問を投げ掛けた。


記者会見する人権活動家のマクドゥーガルさん、1999年6月撮影


ダルビッシュ、20日に実戦登板
カブス監督が方針

 【ピッツバーグ共同】右肘などの故障で戦列を離れているカブスのダルビッシュについて、マドン監督が16日、遠征地ピッツバーグで「19日(日本時間20日)にマイナーで投げる」と方針を話した。実戦で登板するのは6月25日以来となる。
ダルビッシュはこの日、捕手を立たせて平地で30球ほどを投げた。14日に実戦形式の登板で3回を想定して55球を投じているが、患部については「全然、問題ない」と言い切った。
今季からカブスに移籍したダルビッシュは5月26日に右上腕三頭筋の腱炎で故障者リストに入り、6月のマイナー試合での復帰登板後に右肘の炎症などが判明した。