Kyodo News

9月10日

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パレスチナ代表部閉鎖決定
米、和平交渉巡り圧力

 【ワシントン、エルサレム共同】米国務省のナウアート報道官は10日、中東和平交渉にパレスチナ解放機構(PLO)が応じないことなどを理由に、ワシントンにあるパレスチナ代表部(事実上の在米大使館)の閉鎖を決定したと発表した。エルサレムをイスラエルの首都と認定した米政権との接触を拒否するパレスチナ側に圧力をかける狙いがある。
PLOのアリカット事務局長は、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金拠出中止を表明したトランプ政権が「またパレスチナの人々を罰しようとしている」と指摘。「緊張を高める危険な動きだ」と非難した。


金氏、見返りの米行動待ち
会談のロ上院議長

 【モスクワ共同】ロシアメディアによると、同国のマトビエンコ上院議長は10日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、非核化に向けた行動の見返りに期待した制裁緩和が実行されないため米国が相応の行動を取ることを待っている、と述べた。8日に平壌で金氏と会談。10日の帰国直後に語った。
マトビエンコ氏は「金氏は相手を尊重した交渉の用意があるが、見返りがない一方的な行動は取らないだろう」と語った。氏によると、金氏は米朝首脳会談を「成功だった」と評価。北朝鮮は会談結果に基づき核・ミサイル実験停止などの義務を果たしているのに米国から見返りがないと考えているという。


IAEA、北朝鮮核活動に懸念
定例理事会

 【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)の定例理事会が10日、ウィーンで始まった。療養中で欠席した天野之弥事務局長の冒頭演説が各国に配布され「北朝鮮の核計画の進展は、深刻な懸念をもたらす」と指摘。北朝鮮の核関連活動は国連安全保障理事会決議の明白な違反だとして、同国に決議順守を求めた。
米国が離脱し危機的状況となっているイラン核合意については、イランが順守しているか引き続き検証していくとした。
北朝鮮を巡っては、IAEAは関係国の合意があり次第、速やかに査察官を派遣する態勢を維持。ただ査察官が追放されて以降、把握できていない活動の増加に懸念を示している。


中国の物価2・3%上昇
8月、6カ月ぶりの高水準

 【北京共同】中国国家統計局は10日、8月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で2・3%上昇したと発表した。伸び率は前月より0・2ポイント拡大し、2月(2・9%)以来、6カ月ぶりの高水準となった。
同時に発表された8月の工業品卸売物価指数(PPI)は4・1%上昇した。伸び率は前月より0・5ポイント縮小した。


アリババの馬会長が退任へ
中国IT大手、1年後に

 【上海共同】中国の電子商取引(EC)最大手アリババグループは10日、1年後に馬雲会長が会長職を退き、張勇・最高経営責任者(CEO)が引き継ぐと発表した。後継者を早めに指名することで、急なトップ交代による経営の混乱を避ける狙い。
馬氏はアリババ創業20周年の節目に当たる2019年9月10日に会長を退任する。会長退任後も20年の株主総会までは取締役にとどまる。
アリババは馬氏らが1999年に浙江省杭州で創業。企業や個人を結ぶECサービスは世界最大級の規模を誇り、多くの日本企業も同社の越境通販サイトを利用している。


欧州にとって「歴史的」
スウェーデン極右躍進

 【ブリュッセル共同】「人道大国」といわれるスウェーデンの総選挙で反移民、反欧州連合(EU)を唱える極右の民主党が躍進したことについて、英BBC放送は10日「スウェーデンと欧州にとって歴史的」と伝えた。EU欧州委員会報道官は記者会見で「スウェーデン新政府はEUへの深い関与を続けると確信する」と述べるにとどめた。
ロイター通信は、同党が第2党になるなど大躍進するには至らなかったことにEU当局は安堵していると報じた。
一方、昨年のオランダ下院選で議会第2党に躍進した極右、自由党を率いるウィルダース党首は、民主党とオーケソン党首に「おめでとう」とツイートした。


キューバで日本人移住120年
記念コンサート開催

 【ハバナ共同】カリブ海の島国キューバに日本人が移住してから今年で120年となり、首都ハバナで9日、記念コンサートが開かれた。親日家の国民的歌手オマーラ・ポルトゥオンドさんも駆け付け、市民ら約200人が詰め掛けた会場は大いに盛り上がった。
冒頭、実行委員会副委員長で日系3世のフランシス・アラカワさん(56)が「日本人を特徴付ける規律や正直さを残してくれた移住者への敬意を示すコンサートです」とあいさつした。
現地在住のパーカッション奏者、河野治彦さん率いるキューバ人によるバンドが民謡「ソーラン節」などを現代風にアレンジして演奏した。

9日、キューバ・ハバナで河野治彦さん(左)のバンドと共演するオマーラ・ポルトゥオンドさん(右)(共同)


カンボジア野党党首1年ぶり保釈
外交日程前に融和強調か

 【プノンペン共同】カンボジアで旧最大野党カンボジア救国党のケム・ソカ党首が10日、逮捕から1年ぶりに保釈された。同氏はフン・セン首相の弾圧を受けた救国党を象徴する指導者。強権を批判されてきた首相は今後、重要な外交日程を控えており、保釈で対外的に融和姿勢のアピールを狙ったとの見方も出ている。
ケム・ソカ氏は首都プノンペンの自宅に戻ったが、党関係者や外国人との接触は厳しく制限された。自宅前には支持者や報道陣が集まったが、同氏は姿を見せなかった。
ケム・ソカ氏は昨年9月に国家反逆容疑で逮捕され、救国党は同11月に解党に追い込まれた。


米CBSトップが辞任
セクハラ疑惑で調査

 【ニューヨーク共同】米三大テレビ・ネットワークの一つ、CBSは9日、セクハラ疑惑で社内調査の対象になっているムーンベス会長兼最高経営責任者(CEO)が辞任したと発表した。理由は明らかにしていないが、米誌ニューヨーカーは9日、新たに6人の女性が同氏からセクハラを受けていたと報じた。
CBSは社内調査の結果が出るまではムーンベス氏に退職金を支払わないとしている。後任のCEOが決まるまでの間、イアンニエロ最高執行責任者(COO)を暫定CEOとする。
ムーンベス氏はCBSの看板番組を手掛けてきた米テレビ界の大物。


米中枢同時テロで閉鎖の駅再開
17年ぶり、崩壊ビル直下

 【ニューヨーク共同】2001年9月の米中枢同時テロで崩壊した世界貿易センタービルの直下にあり、がれきに埋もれ閉鎖されたままだったニューヨークの地下鉄の駅が8日、17年ぶりに再開した。地下鉄路線は既に復旧しているが、新駅建設は周辺の再開発が進むまで延期していた。
ニューヨークの都市圏交通公社(MTA)のジョセフ・ロタ会長は声明で「(新駅の)WTCコートランド駅は、世界貿易センターの地域全体を修復し改善するニューヨーカーらの決意を象徴している」と述べた。
新駅の壁には1776年の米独立宣言と1948年の世界人権宣言の装飾が施されている。


日ロ共同活動具体化へ行程表
両国首脳、北朝鮮非核化で連携

 【ウラジオストク共同】安倍晋三首相は10日夜(日本時間同)、ロシア極東ウラジオストクでプーチン大統領と会談した。海産物養殖など5項目を対象とする北方領土での共同経済活動の実現に向けたロードマップ(行程表)で合意。日本が調査団を10月初めに現地に派遣することでも一致した。北朝鮮問題では非核化実現への連携を確認した。両首脳の会談は5月のモスクワ以来で第1次安倍政権時代を含めて22回目となった。
共同記者発表で、首相は「共同経済活動の具体的内容と実施に向けた作業の進め方で合意した」と強調した。

会談前、握手する安倍首相(左)とロシアのプーチン大統領=10日、ウラジオストク(共同)


日ロ会談、プーチン氏また遅刻
安倍首相待たされる

 【ウラジオストク共同】ロシアのプーチン大統領は10日、安倍晋三首相との首脳会談などのため極東ウラジオストク入りしたが、遅刻して日程が大幅にずれ込み、首脳会談は約2時間半遅れで始まった。
安倍氏は予定通りにウラジオストクに到着したが、遅刻常習者のプーチン氏はこの日も遅れ、到着後は予定されていた極東地域の知事らを集めた会合に出席。会談前にプーチン氏と共にマツダなどが新設したエンジン工場を視察する予定だった安倍首相はひたすら待ち続けた。
プーチン氏は過去の安倍氏との会談でも、何度も遅刻してきた。


首相、日朝対話推進で一致
訪朝の韓国特使と面会

 安倍晋三首相は10日、先に北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と会談した韓国特使団メンバーの徐薫国家情報院長と官邸で面会し、会談結果の報告を受けた。両氏は南北、米朝と並行して日朝間の対話を進めるのが望ましいとの認識を共有した。徐薫氏が面会後、記者団に明らかにした。
面会冒頭、首相は「訪朝から間を置かずに来日していただいた。日韓関係は極めて緊密になった」と歓迎。徐薫氏は「文在寅大統領は、両国が意思疎通と協力をより一層強めるべきだとの考えだ」と応じた。

面会前、韓国特使団メンバーの徐薫国家情報院長(左)と握手する安倍首相=10日午前、首相官邸


日中関係「新発展遂げた」
唐元国務委員、正常化を評価

 【北京共同】中国を訪問中の公明党の山口那津男代表は9日、北京の釣魚台迎賓館で中日友好協会会長の唐家セン元国務委員と会談した。唐氏は両国関係について「改善しただけでなく、新たな発展も遂げている」と述べ、正常化の進展を評価した。
両氏は、10月に予定される安倍晋三首相の訪中に続いて習近平国家主席が日本を訪れる相互往来が必要との認識で一致した。
山口氏は、今年が日中平和友好条約締結40周年に当たるとして「節目の年に原点を確認し、代々にわたる友好を重ねていきたい」と呼び掛けた。

9日、北京の釣魚台迎賓館で中日友好協会会長の唐家セン元国務委員(右)と会談する公明党の山口代表(共同)


訪中団、中国首相と会談へ
自由貿易の重要性共有

 【北京共同】日中経済協会、経団連、日本商工会議所の合同訪中団が10日、中国商務省の幹部らと北京市で会合を開き、自由貿易体制の重要性など認識を共有した。訪中団は米中貿易摩擦が激化する中、13日までの北京滞在中に中国政府関係者らと通商政策や経済協力などについて意見を交わす。12日午後には中国の李克強首相と会談する予定だ。中国首相との会談は2年連続。
団長を務める日中経協の宗岡正二会長(新日鉄住金会長)は冒頭あいさつで「質の高い、自由で公正な通商圏をアジア地域に広げることが重要」と指摘。日中両国が連携して地域経済連携協定を早期実現するよう訴えた。

中国商務省(手前)との会合に臨む日中経済協会、経団連、日本商工会議所の合同訪中団=10日、北京(共同)


商業捕鯨再開で論戦
IWC総会が開幕

【フロリアノポリス(ブラジル南部)共同】クジラの資源管理を議論する国際捕鯨委員会(IWC)総会が10日、ブラジルのフロリアノポリスで開幕した。日本は資源が豊富な一部鯨種の商業捕鯨の再開を提案しており、14日の閉幕にかけて反捕鯨国との間で激論が繰り広げられそうだ。日本は提案が受け入れられない場合にはIWC脱退も視野に入れる。
開幕日午前の日程では農林水産省の谷合正明副大臣が「十分な資源量が科学的に証明されているのに捕鯨を全面否定するのは委員会の根拠条約の趣旨に反する」と強調。オーストラリアの出席者は再開を支持できないと表明し、早くも対立が浮き彫りになった。

開幕したIWC総会でモニターに映し出された谷合正明・農水副大臣(右)ら=10日、ブラジル・フロリアノポリス(共同)


中国のアプリでタクシー配車へ
第一交通、大阪で全国初

 タクシー大手の第一交通産業は10日、配車サービスの「DiDiモビリティジャパン」(東京)と提携し、早ければ月内にも大阪府内で、中国で広く普及するスマートフォンのアプリを使った配車サービスを始めると発表した。実現すれば国内初のサービスとなる。第一交通は大阪での利用状況を踏まえ、東京、京都、福岡、沖縄といった都市での導入も検討する。
DiDiモビリティは中国の配車サービス最大手の滴滴出行とソフトバンクグループが出資して設立した。アプリは滴滴が開発したもので、訪日中国人のタクシー配車の利便性向上を目指す。


現行就活ルール21年卒は維持を
企業側の指針廃止に大学側が見解

 国公私立の大学や短大、高専の関連団体で構成する「就職問題懇談会」(座長、山口宏樹埼玉大学長)は10日、文部科学省で会合を開き、経団連の中西宏明会長が2021年卒の学生から就職活動の解禁時期を規定した指針を廃止する考えを示したことに「21年卒については現行のルールを維持すべきだ」との方針で一致した。
山口座長は懇談会終了後、「現行ルールは学ぶ環境への影響が極力抑えられている。急に変えるのは混乱を招くことになり、難しい」と記者団に語った。
会合では、就活の早期化、長期化につながりかねないとの懸念から、何らかのルールが必要との意見が示された。


人手不足関連の倒産、最多更新
8月に45件、民間調査

 東京商工リサーチが10日発表した8月の全国の企業倒産件数(負債額1千万円以上)は前年同月比8・6%増の694件で、5カ月ぶりの増加となった。人手不足関連の倒産が45件に上り、7月に続き、比較できる2013年以降で過去最多を更新した。後継者不在や求人難などで経営が行き詰まった。
負債総額は31・3%増の1212億6800万円だった。
倒産件数全体は8月としてはここ20年で3番目の低水準。西日本豪雨や北海道での地震といった相次ぐ災害による影響は現時点で限定的だが、調査担当者は「過去の傾向から今後倒産が増える可能性がある」と警戒している。


中国IT大手と戦略提携
日立、インフラ拡大へ

 日立製作所は10日、モノのインターネット(IoT)分野で、中国のIT大手、騰訊控股(テンセント)との戦略的提携に合意したと発表した。中国は現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」を推進している。日立はテンセントとの提携によって、主力のインフラ事業の拡大を狙う。
両社は今後、日立が得意とする昇降機や空調設備などにテンセントのIoTシステムを導入することを検討する。製造現場や物流でも効率的な運用を図るため協業を進める方針だ。
日立グループの中国での年間売上高は1兆円を超え、全体の約1割を占める。独自のIoT基盤を活用したインフラ事業を世界的に強化している。


台風で近大マグロ250匹死ぬ
施設が被災、被害総額1億円

 近畿大は10日、台風21号の影響で和歌山県串本町の施設が被災し、養殖していた「近大マグロ」約250匹が死に、約350匹がいけすから逃げたと発表した。被害総額は約1億円という。
近大によると、直径30メートルのいけすが波の影響で破損するなどした。重さ約30キロの出荷サイズに成長したクロマグロ約600匹を養殖していた。
他の施設でも養殖しており、近大マグロを提供する専門飲食店の運営に影響はないとしている。

台風21号の影響で被災した「近大マグロ」のいけす=5日、和歌山県串本町(近畿大提供)


台風21号の影響で和歌山県串本町の海岸に打ち寄せる波=4日


ロシア残留邦人が昨年死去
樺太で抑留の中川義照さん

 【モスクワ共同】第2次大戦後にサハリン(樺太)で旧ソ連軍の捕虜となり、解放後もロシアに残留した中川義照さんがロシア南部カルムイキア共和国で昨年、死去していたことが10日までに分かった。90歳だった。2005年に厚生労働省のDNA鑑定で、ロシア残留日本人としては初めて身元が判明。06年に妹が住む北海道美唄市などに一時帰国し、話題になった。
妻リュボフィ・ザフゴロドナヤさんによると、中川さんは昨年8月21日に同共和国ユージヌイ村の自宅で死去した。晩年は腎臓疾患で療養していたという。

中川義照さん


大坂、白いワンピース姿で撮影会
全米OP制覇から一夜明け

 【ニューヨーク共同】テニスの全米オープン女子シングルスで四大大会初優勝を果たした大坂なおみ(日清食品)が決勝から一夜明けた9日、ニューヨーク市内で恒例の記念撮影会に参加した。観光名所ロックフェラーセンター内の展望エリアに白いワンピース姿で現れ、両親らが見守る中で優勝杯を手にポーズをとった。
2週間で7試合の長丁場を戦い抜いた大坂は朝からテレビ番組の出演やインタビューにも応じ、少し疲れた表情も見られた。
大坂は近日中に日本に凱旋し、17日開幕の東レ・パンパシフィック・オープン(アリーナ立川立飛)に出場する。

全米オープンテニスの女子シングルス初制覇から一夜明け、記念撮影に応じる大坂なおみ=9日、ニューヨーク(共同)


首相「感動ありがとう」
テニス大坂選手の全米制覇に

 安倍晋三首相は9日、女子テニスの大坂なおみ選手が全米オープンのシングルスで優勝したことについて「四大大会で日本選手初のチャンピオン。この困難な時にあって、日本中に、元気と感動をありがとう」と偉業をたたえた。自身の写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿した。

全米オープンテニスの女子シングルス決勝で、セリーナ・ウィリアムズを破って初制覇を果たした大坂なおみ=8日、ニューヨーク(共同)


大坂選手のラケット発注増
東レ入場券、ほぼ完売

 女子テニスの大坂なおみ選手(日清食品)が全米オープンで初優勝した快挙を受け、関係先に問い合わせが相次ぐなど、大きな反響が出ている。
大坂選手が使用するラケットは特注ではなく市販品。2008年から用具を提供するヨネックスには、東京都内のテニスショップや全国の量販店から発注が相次いでいる。同社宣伝広報課は「大坂選手のラケットに興味を持って、新しくテニスを始める人が出てきてくれれば」と期待した。
凱旋試合となる17日開幕の東レ・パンパシフィック・オープン(アリーナ立川立飛)の運営サイドには「いつ大坂選手が出ますか」などの問い合わせが殺到している。


全米テニス、ブーイングは「恥」
ウィリアムズ選手らを酷評

 【ニューヨーク共同】米ニューヨークで8日行われたテニスの全米オープン女子シングルスで大坂なおみ選手が優勝した試合について、米メディアは9日、対戦相手のセリーナ・ウィリアムズ選手の主審に対する抗議や、それを甘受した観客や大会関係者を酷評し「全米テニスが大坂選手にしたことは恥ずべきことだ」などと批判する記事を一斉に掲載した。
9日付の大衆紙ニューヨーク・ポストは作家モーリーン・キャラハン氏の論評を掲載。表彰式で観客が大坂選手にブーイングし、全米テニス協会の会長が「私たちが求めた結末ではなかった」と述べるなど、勝者を侮辱するような対応をしたと指摘した。


テニス、準優勝のセリーナに罰金
全米OP女子決勝での暴言などで

 【ニューヨーク共同】テニスの全米オープンの主催者は9日、前日の女子シングルス決勝で主審に暴言を吐くなどの行為があったセリーナ・ウィリアムズ(米国)に対し、1万7千ドル(約189万円)の罰金を科した。AP通信が報じた。
大坂なおみ(日清食品)に敗れたS・ウィリアムズは3度の違反行為があり、主審への暴言で1万ドル、コーチからの助言で4千ドル、ラケットの破壊で3千ドルがペナルティーの内訳。罰金は準優勝の賞金185万ドル(約2億535万円)から引かれる。


錦織圭、世界ランク12位に浮上
全米Vジョコビッチは3位

 【ニューヨーク共同】男子テニスの10日付世界ランキングが発表され、全米オープンで4強入りした錦織圭(日清食品)は19位から12位に浮上した。ダニエル太郎(エイブル)は72位、杉田祐一(三菱電機)は98位だった。
1位ラファエル・ナダル(スペイン)、2位ロジャー・フェデラー(スイス)は変わらず、全米を制したノバク・ジョコビッチ(セルビア)が3位に上昇。準優勝のフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)は3位から4位に後退した。