Kyodo News

10月13日

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日米、為替条項で攻防へ
トランプ政権、円安不満

 日米両政府が、為替介入をはじめとする意図的な通貨安誘導を禁じる「為替条項」の導入を巡って協議する見通しであることが13日、明らかになった。円安ドル高に不満を強めるトランプ米政権が要求した。日本政府は、円相場が急変動した場合に通貨政策の自由度が損なわれかねないとして導入に反対しており、攻防は必至。来年前半にも本格的に始まる2国間の「物品貿易協定(TAG)」交渉の火種になる。
ムニューシン米財務長官は13日、訪問先のインドネシア・バリ島で「今後の貿易協定に為替条項を盛り込むことが目標だ」と述べた。

記者団の取材に応じるムニューシン米財務長官=13日、インドネシア・バリ島(共同)


米国防長官、ASEAN会合へ
中国意識し関与強調

 【ワシントン共同】米国防総省は12日、マティス国防長官が18~20日にシンガポールで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大国防相会議に出席すると発表した。米中の対立が通商、安全保障面で拡大の一途をたどる中、南シナ海問題などの懸案を抱えるこの地域で米国の関与を重ねて示す考えだ。
米中はASEAN会議を前に、マティス氏が北京を訪れ外交・安保対話を開催する方向で調整したが、中止になったばかり。両国間の緊張激化が背景にあるとみられる。
シンガポールで米中会談が開かれれば非難の応酬となる可能性もある。

マティス米国防長官


米、タリバンと再会談
和平交渉へ、7月以来

 【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは12日、米国のハリルザド・アフガニスタン和平担当特別代表がカタールの首都ドーハで同日、アフガンの反政府武装勢力タリバンの関係者と会談したと伝えた。米国とタリバンによる直接の和平交渉に向けた動きの一環とみられる。
7月には、ウェルズ国務次官補代行(南・中央アジア担当)がドーハで、タリバンの政治部門担当者らと会談している。
ハリルザド氏は4日からアフガン、パキスタン、カタールなどを歴訪中。会談では、タリバンが米国との和平交渉の席に着くための環境整備について意見を交わしたとみられるが、詳細は不明。


米大統領イバンカ氏起用に未練?
国連大使人事で

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は12日、ツイッターに「とても素晴らしいことだ。みんながイバンカ・トランプに新しい国連大使になってもらいたいと思っている」と書き込んだ。
トランプ氏は9日、年末に退任するヘイリー国連大使の後任に長女のイバンカ大統領補佐官を起用すれば「縁故主義と非難されるだろう」と述べ、選考から除外する考えを示唆していたが、溺愛しているだけに未練たっぷりなようだ。
トランプ氏は、イバンカ氏の起用について12日のツイッターでも「すでに縁故主義との批判が聞こえてきている!」と言及した。


米司法長官に年内辞任の観測
トランプ氏が候補5人を検討

 【ワシントン共同】12日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルは、セッションズ司法長官が年内に辞任するとの前提で、トランプ大統領が後任候補者として5人を検討していると報じた。政府当局者らの話としている。辞任観測はホワイトハウスだけでなく司法省内でも上がっている。
セッションズ氏は職にとどまる考えを示しているが、周囲に「大統領からツイッターで辞任を求められるかもしれない」と語ったという。
同紙によると、トランプ氏が検討している5人は、アザー厚生長官やブッシュ(父)政権で司法長官を務めたバー氏、サリバン国務副長官らという。


米朝首脳会談2、3カ月以内に
ボルトン補佐官、年明けも

 【ワシントン共同】ボルトン米大統領補佐官は12日放送のラジオインタビューで、トランプ大統領が意欲を示す米朝首脳再会談について「2、3カ月以内に開かれると思う」との見通しを示した。トランプ氏は、来月6日の中間選挙後になると述べているが、年明けの可能性も出てきた。
ボルトン氏は「大統領は対話の扉を開けているが、北朝鮮は完全かつ不可逆的に非核化しなければならない」と改めて強調した。
北朝鮮の非核化実現について「大統領は楽観的ではあるが、有頂天になっているわけでもない」と述べ、ポンペオ国務長官やマティス国防長官ともこの認識を共有していると語った。


景気減速リスク拡大と警告
IMFC、公正貿易訴える

 【ヌサドゥア共同】国際通貨基金(IMF)がインドネシア・バリ島で開いた国際通貨金融委員会(IMFC)は13日、声明を採択し、閉幕した。米中の対立を念頭に「貿易を巡る緊張が高まっている中、景気減速リスクがますます拡大している」と警告。自由で公正な貿易の重要性を訴えた。
閉幕後に記者会見したIMFのラガルド専務理事は「貿易摩擦などの解決に向け対話を続けるべきだというのがわれわれのメッセージだ」と強調した。

IMFC閉幕後、記者会見するIMFのラガルド専務理事=13日、インドネシア・バリ島(共同)


FB情報流出、FBIが捜査
サイバー攻撃で2900万人分

 【ニューヨーク共同】米交流サイト大手フェイスブックがサイバー攻撃を受け2900万人分の情報が不正アクセスされた問題で、同社のローゼン副社長は12日の電話会見で、容疑者の特定に向け連邦捜査局(FBI)が捜査を進めていることを明らかにした。
ニューヨーク・タイムズ紙電子版によると、ローゼン氏は攻撃や情報を流出させた意図は不明だと述べた。情報セキュリティーの専門家は、今回の攻撃で盗まれた個人情報がさらに悪用され、より重要な銀行口座といった個人情報も狙われる恐れもあると指摘した。


釈放の米国人牧師、トルコ出発
ドイツ経由で帰国へ

 【イスタンブール、ワシントン共同】トルコの裁判所が12日釈放した米国人のブランソン牧師は同日夜、西部イズミル県の空港から空路出発した。アナトリア通信などによると、ドイツ経由で米国に戻る予定だという。
牧師拘束を巡って対立が先鋭化していた米国とトルコの関係が改善する可能性があるが、先行きは不透明だ。サンダース米大統領報道官は声明で、釈放を歓迎する一方、トルコでほかにも米国人の拘束が続いていることに「深い懸念」を表明、解決を求めた。
トランプ米大統領は12日、記者団に対し、ブランソン牧師が13日に米国に到着する見通しだと述べた。


経済打撃のトルコ、米に歩み寄り
牧師釈放、対立解消は見通せず

 【イスタンブール共同】トルコで2016年10月に拘束された米国人ブランソン牧師が12日、釈放され、米メディアによると13日に空路で米国に到着した。牧師拘束を巡る米国との対立激化を背景に、通貨リラが急落するなど経済に深刻な打撃を受けたトルコが、対米関係修復へ事実上歩み寄った。ただ両国間の懸案はほかにも多く、対立解消は見通せない。
両国は8月、牧師拘束を巡り異例の制裁合戦を展開。トルコのエルドアン大統領は「牧師のためにトルコを犠牲にするのか」と米国批判を繰り返した。
ただ地元メディアによると、今月9日には「司法の決定には従う必要がある」と発言した。


腕時計端末通じ音声記録か
サウジ記者不明でトルコ紙

 【イスタンブール、カイロ共同】トルコ政府に近い地元紙サバハは13日、イスタンブールのサウジアラビア総領事館を2日に訪問した後、行方不明になった著名なサウジ人反政府記者が殺害された際の音声を、トルコ当局が入手していると伝えた。記者が着けていた米アップルの腕時計型端末「アップルウオッチ」を通じ、録音されていたとしている。
信ぴょう性は不明だが、米紙ワシントン・ポスト電子版も11日、米トルコ両政府当局者の話として、記者の殺害を証明する映像と音声記録があるとトルコ側が米政府に伝えたと報じている。


英、EU離脱交渉で対応策
合意なしなら鉄道中断も

 【ロンドン共同】英政府は12日、欧州連合(EU)からの離脱交渉が決裂し、何の協定も結べないまま来年3月に離脱を迎えた場合、国境をまたぐ鉄道サービスが中断する可能性があると警告した。ロンドンとパリ、ブリュッセルを結ぶ高速鉄道「ユーロスター」を念頭にしているとみられる。
英政府は依然合意可能との立場を堅持しているが、失敗した場合に備え各産業界や市民が取るべき対応策を取りまとめている。英メディアによると対応策公表は4回目。離脱後も運行を続けるためには関係国と新たな取り決めを結ぶ必要があるとしている。


EU、ロの「敵対的攻撃」非難へ
化学兵器禁止機関へのハッキング

 【ブリュッセル共同】米国やオランダがロシア情報機関による化学兵器禁止機関(OPCW、本部オランダ・ハーグ)へのハッキングを告発した問題で、欧州連合(EU)加盟国は18日発表する首脳会議声明で、これを「敵対的サイバー攻撃作戦」だとして非難する方針を決めた。共同通信が12日、声明草案を入手した。
18日はEU首脳会議に続き、アジア欧州会議(ASEM)首脳会議がブリュッセルのEU本部で開催され、ロシアのメドベージェフ首相らが参加。草案はロシアの名指しを避けているが、こうしたタイミングでの対ロ非難はEUとロシアの関係を一層冷却させそうだ。


アンワル元副首相、首相後継へ道
マレーシア下院補選で議員復職へ

 【ポートディクソン共同】マレーシア西部ポートディクソンで13日、下院補選が行われ、選挙管理委員会は同日夜、アンワル元副首相が当選したと発表した。アンワル氏は、マハティール首相から首相職を引き継ぐための条件となる国会議員に復職することが決まり、後継者への道が開けた。
マハティール氏はアンワル氏に首相の座を譲ることを約束しているが、数年間は首相を続ける意向で、今後、交代時期が焦点となる。
アンワル氏は7割以上を得票した。当選後、「この勝利は政権への信任だ。とても満足している」と話した。
アンワル氏はマハティール氏と結成した「希望連盟」の候補者として出馬した。


ソウルで日韓スピーチ大会
「相互理解の懸け橋に」

 【ソウル共同】在韓国日本大使館の公報文化院などが主催する日韓交流スピーチ大会が13日、ソウルで開かれ、両国から参加した約20人が相手国の言葉で、交流に関する体験を語った。最優秀賞は韓国のソン・イェフンさん(16)。韓国のテレビ番組で日韓のアイドルが友情を深める様子に感銘を受け、相互理解の懸け橋になりたいとの思いを持ったと話した。
会場の観客が投票で決める人気賞には、神奈川県庁から韓国の京畿道庁に出向している川井竜さん(33)が選ばれた。川井さんは、2年前に始めた韓国語の学習でたくさんの友人と知り合った経験を披露した。

ソウルで開かれた日韓交流スピーチ大会で最優秀賞を受賞したソン・イェフンさん(左)=13日(共同)


ウクライナ正教会が独立へ
総主教庁承認、ロ猛反発

 【モスクワ共同】キリスト教東方正教会の最高権威とされるコンスタンチノープル総主教庁(トルコ・イスタンブール)は13日までに、ロシア正教会が管轄下に置いてきたウクライナ正教会の独立を事実上認める決定をした。ロシア正教会は猛反発。2014年のロシアによるウクライナ南部クリミア半島の編入以降、極度に悪化したロシアとウクライナの関係は宗教対立にまで発展した。
宗教会議での決定は11日付。ロシア正教会がウクライナ正教会を管轄下に置く根拠としてきた1686年の決定を無効とし、ウクライナ正教会の独立に向けた手続きに着手すると決定した。


ローマ法王に訪朝要請伝達へ
韓国大統領が欧州歴訪

 【ソウル共同】韓国の文在寅大統領が13日、フランスやイタリアなど欧州諸国歴訪に向けてソウル近郊の空港を出発した。18日にはバチカン(ローマ法王庁)でローマ法王フランシスコと会談し、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の訪朝要請を伝える。法王の訪朝が実現すれば史上初となる。
北朝鮮は憲法に「信教の自由」を明記するが、国家や社会秩序を乱す宗教活動は禁じている。
米国務省は、世界の信教の自由に関する2017年版報告書で、北朝鮮では宗教活動に携わる人々への迫害が続いていると指摘。北朝鮮を信教の自由に著しく違反する「特定懸念国」に指定した。


トランプ氏にプリンスの遺族抗議
支持者集会で曲使うな

 【ロサンゼルス共同】米人気歌手プリンスさん=2016年死去=の遺族らでつくる遺産管理団体のプリンス・エステートは12日までに、トランプ米大統領に対し、支持者集会でプリンスさんの曲の無断使用を直ちにやめるよう求める声明をツイッターで発表した。
AP通信などによると、プリンスさんのヒット曲「パープル・レイン」を、トランプ氏は支持者集会で何度も使用。南部ミシシッピ州で2日に行われた集会でも流したという。同団体は「一度も使用許可を出したことはないし、すぐに使うのをやめるよう求めてきた」としている。


米ハリケーン死者17人に
150万戸停電

 【ニューヨーク共同】メキシコ湾から米南部フロリダ州に上陸した大型ハリケーン「マイケル」による死者は12日までに計17人となった。150万戸以上が停電した。米メディアが報じた。
甚大な被害が出ているフロリダ州の沿岸部で当局が捜索活動を続けており、死傷者がさらに増える恐れもある。マイケルは10日に5段階で上から2番目の「カテゴリー4」で上陸した後、勢力を弱めながらジョージア州などを通過して大西洋に抜けた。


F22、ハリケーンで損傷か
米南部の空軍基地

 【ワシントン共同】米メディアは12日、メキシコ湾から米南部フロリダ州に上陸した大型ハリケーンの影響で、同州のティンダル空軍基地に配備されたF22ステルス戦闘機が損傷した恐れがあると伝えた。
ティンダル基地はF22の訓練拠点で、約50機が常駐。米軍はハリケーン上陸前に国内の別の基地に大半の機体を退避させたが、ティンダル基地に残した機体もあった。
同基地が公開した空撮動画では、屋根が吹き飛んだ格納庫内で、数機のF22の上にがれきが乗っていた。他にもひっくり返った状態の軍用機が確認できた。基地内に居住する約3600人は全員避難しており復旧のめどは立っていない。


武装勢力が少年兵833人を解放
ナイジェリア北東部で活動

 【ジュネーブ共同】国連児童基金(ユニセフ)は12日、ナイジェリア北東部で活動する武装勢力が、少年兵などにしていた11~18歳の833人を解放したと発表した。15歳以下が約4割を占めるという。今後、親元に戻すなど社会復帰を進める予定。
アフリカや中東の紛争地域では武装勢力が子供を戦闘員にしたり、労働させたりする例が絶えず、批判が強まっている。ユニセフは声明で「画期的な一歩だ」とし、全ての武装勢力に少年兵らの解放を求めていくとした。
ユニセフ報道官によると、武装勢力はナイジェリアなどでテロを繰り返すイスラム過激派ボコ・ハラムに対抗するため結成された民兵組織。


ドイツ高速列車ICEで火災
500人避難、数人が軽傷

 【ベルリン共同】ドイツ西部ラインラント・プファルツ州を走行中の高速列車ICEで12日、火災が発生した。一部車両が激しく燃え、乗客約500人が避難、数人が軽傷を負った。出火原因は不明。地元メディアが伝えた。
火災は12日朝に発生し、消防隊が数時間後に消し止めた。列車は西部ケルンから南部ミュンヘンに向かっていた。

東京・豊洲市場の一般見学始まる
朝から飲食店に行列も

 築地市場(東京都中央区)から移転し、11日に開場した豊洲市場(江東区)で13日、一般客の見学が始まった。家族連れや外国人観光客などがガラス越しの見学者コースから新市場の様子を眺めた。市場内の飲食・物販店舗も利用可能になり、朝から順番待ちの列ができた。
築地では競り場の間近で見学できたが、豊洲は見学者コースが設けられ、ガラス越しに見ることになった。この日は競り終了後の午前10時に見学開始で、長蛇の列ができた。水産仲卸売場棟にあるコースでは、売り場の様子をのぞき込む家族連れや、通路に展示された運搬車「ターレ」に乗って記念撮影する外国人観光客の姿が見られた。

一般客の見学が始まった豊洲市場で「ターレ」に乗って記念撮影する外国人観光客ら=13日午前、東京都江東区


11月妥結へ「大詰め段階」
RCEP閣僚会合で経産相

 【シンガポール共同】日中韓や東南アジア諸国連合(ASEAN)など16カ国が参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の閣僚会合が13日、シンガポールで閉幕した。世耕弘成経済産業相は記者会見で、11月の首脳会合での実質妥結に向けて「いよいよ大詰めの段階に入った」との認識を示した。
閣僚会合が公表した共同声明は、関税や投資分野を含む「市場アクセス」に関して「交渉の強化を歓迎する」として、一定の前進があったことを評価した。ただ「さらなる改善の必要性」も指摘しており、依然として各国間で意見の隔たりがあることを示した。

東アジア地域包括的経済連携の閣僚会合で、記念写真に納まる閣僚ら=13日、シンガポール(ASEAN事務局提供・共同)


車購入時の新税、免除を検討
19年度改正、消費税対策

 2019年10月の消費税率10%への引き上げに伴う景気対策で、政府と与党が自動車関連税制のうち、燃費に応じて購入時に課す新たな税金「環境性能割」を一定期間免除する案の本格検討に入ったことが13日、分かった。増税後の買い控えを抑える狙い。19年春に期限が切れるエコカー減税は、対象車種を絞り込んだ上で2年程度の延長を認める方針だ。
半面、自動車業界が求める恒久的な減税策は代わりの財源探しが難航し、調整が進んでいない。19年度税制改正大綱をまとめる今年12月にかけ議論が白熱しそうだ。
環境性能割は現行の自動車取得税が消費税増税時に廃止される代わりに導入される。


トヨタ、次世代環境車の専門組織
本格生産へ体制整備

 トヨタ自動車が、電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)といった次世代環境車を専門に担当する新組織「トヨタZEV(ゼブ)ファクトリー」を1日付で設立したことが13日、分かった。開発や部品調達、工場の生産ライン立ち上げなど幅広い分野の約200人が所属し、本格生産へ体制を整備する。
ZEVは、EVなど二酸化炭素(CO2)を排出しない車「ゼロエミッション車」を表す。新組織はEV開発を担う50人規模の「EV事業企画室」を母体に拡充する。EV事業企画室は、2016年12月に設けられ、17年11月に社内カンパニーの一つ「先進技術開発カンパニー」の傘下に入っていた。


日本政府、中朝ロ結束で情報収集
制裁緩和を警戒、米国と連携

 日本政府は13日、対北朝鮮制裁緩和を求める方針で結束した中国、北朝鮮、ロシアの動向に関する情報収集を本格化させた。「中ロは核・ミサイルを抱えたままの北朝鮮を後押ししている」(官邸筋)とみて警戒している。米朝首脳再会談を控える米国と、制裁路線を堅持する立場から緊密に連携し、3カ国に対抗する構えだ。
安倍晋三首相は25日からの訪中で、制裁継続の必要性を習近平国家主席に説明する。ロシアのプーチン大統領にも、11月に見込まれる第三国での会談で理解を要請する意向。