Kyodo News

11月09日

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司法長官解任に全米で抗議デモ
トランプ氏が「一線越えた」

 【ニューヨーク共同】トランプ米大統領がセッションズ司法長官を解任したことに抗議するデモが8日、全米各地で行われた。解任はモラー特別検察官によるロシア疑惑捜査を妨害するための介入だとして、参加者らはトランプ氏が「レッドライン(越えてはならない一線)を踏み越えた」と警戒を強めた。
米メディアによると、ニューヨーク中心部の繁華街タイムズスクエア付近でのデモには「トランプを逮捕せよ」と書かれたプラカードや米国旗を手にした数千人が参加。行進しながら「モラーに手を出すな」「誰も法律を超越できない」などと気勢を上げた。


司法長官解任「捜査打撃狙い」
民主、トランプ氏を非難

 【ワシントン共同】トランプ米大統領がセッションズ司法長官を事実上解任したことについて、野党民主党は8日、トランプ氏の狙いはロシア疑惑の捜査に打撃を与えることだと非難し、モラー特別検察官の捜査を政治的攻撃から守るため、議会として緊急行動を取るよう求める文書を下院司法委員会に提出した。
疑惑捜査を公然と批判していたマシュー・ウィテカー氏を司法長官代行に任命したことで「トランプ氏は捜査態勢縮小や特別検察官解任に道を開いた」と指摘。今回の事態を「憲法上の危機」と訴えた。


米、不法入国者の難民申請を拒否
トランプ大統領の方針に沿う

 【ワシントン共同】米政府は8日、不法に国境を越えた移民には難民申請を認めないとする措置を発表した。トランプ大統領は1日、不法入国者の亡命を認めない方針を表明しており、これに沿った形。
トランプ氏は中米諸国から米国へ移動している移民集団に強硬な姿勢で臨む方針。移民支援団体は本国での迫害から逃れる難民を規制する措置だとして反発している。
ニールセン国土安全保障長官とウィテカー司法長官代行は声明で「大統領には外国人の入国を規制する幅広い権限がある」と強調。「米国への難民申請は多過ぎ、本当に難民申請が必要な人々のための迅速な手続きが妨げられている」と主張した。


トランプ米大統領、仏に出発へ
中間選挙後初の外遊

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は9日午前(日本時間同日午後)、11日にフランスのパリで開かれる第1次大戦終結100年の記念行事に出席するため、ワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地を出発する。6日に投開票された中間選挙後初の外遊となる。
米政府によると、フランスには11日まで滞在。ロシアのプーチン大統領も招待されているため、7月以来の米ロ首脳会談が行われるかが注目された。ロシア政府の説明によると、フランス側から「記念行事への関心が薄れる」との懸念が出たため、米ロ首脳の「立ち話」程度になるという。


米中、外交安保対話開催へ
対立で延期、緊張緩和模索

 【ワシントン共同】米中両政府は9日、ワシントンで閣僚級の「外交・安全保障対話」を開く。当初は10月に北京で開催予定だったが、両国の対立激化で延期されていた。対話の仕切り直しにより、通商面から安全保障分野にまで拡大した緊張を緩和させる狙いがあるが、溝がどこまで埋まるかは不透明だ。
米国からポンペオ国務長官とマティス国防長官、中国からは外交担当トップの楊潔チ共産党政治局員と魏鳳和国務委員兼国防相が出席。
米国は南シナ海で中国が進める軍事拠点化に反対する考えを改めて伝えるとみられるが、中国側が歩み寄る可能性は低い。


北朝鮮の発射場解体進まず
米サイトが分析

 【ワシントン共同】米国拠点の北朝鮮分析サイト「38ノース」は8日、10月31日撮影の商業衛星写真の分析結果として、北朝鮮北西部東倉里の「西海衛星発射場」の解体作業が8月以来、目立った進展を見せていないと発表した。発射場の廃棄は9月の南北首脳会談の合意文書で明記されている。
燃料貯蔵施設の屋根に換気用とみられる新たな設備が取り付けられた以外には、大きな変化がみられないという。
発射場の入り口付近では車が継続的に出入りしており、施設自体は稼働しているもようだと分析した。

10月31日に撮影された、北朝鮮・東倉里の西海衛星発射場の衛星写真。(1)鉄塔(2)地上に置かれた資材(3)解体された資材(4)5月26日以降、燃料貯蔵施設の屋根に取り付けられた設備(5)一部が解体された建物(プレアデス(C)CNES  2018、エアバス・ディフェンス・アンド・スペース/38ノース提供・共同)


米、ロシア当局者や企業に制裁
ウクライナ問題巡り

 【ワシントン共同】米財務省は8日、ロシアによるウクライナ南部クリミア半島の強制編入を巡り、深刻な人権侵害やロシアの利益推進に関与したとして、ロシアの治安機関、連邦保安局(FSB)の当局者を含む3個人と、クリミアで活動する企業など9団体を米独自の制裁対象に追加指定した。米国内の資産が凍結され、米国との取引ができなくなる。
FSB当局者は、ロシア編入に反対するクリミアの活動家を拉致した上で、電気ショックや絞首、殴打を含む拷問を加えた疑いが持たれている。
9団体は、ロシアからの投資を受けてクリミア開発にあたる企業など。


米FRB、金利据え置き
景気好調、12月利上げ公算

 【ワシントン共同】米国の中央銀行に当たる米連邦準備制度理事会(FRB)は8日、金融政策を協議する連邦公開市場委員会(FOMC)で、主要政策金利を年2・0~2・25%に据え置くことを全会一致で決めた。会合後に公表した声明で、景気は「力強く拡大している」との認識を維持し、高成長が続いていると分析した。
FRBは「さらなる段階的な利上げが適切だ」と説明し、景気過熱を防ぐため、次回12月会合で政策金利の引き上げに踏み切る公算が大きい。
声明では、雇用は引き続き堅調で、約48年ぶりの低水準に改善した失業率を前回の「低い水準にある」から、「低下した」に変更した。


中国新車販売台数が前年割れ
1~10月、景気失速影響

 【北京共同】中国自動車工業協会が9日発表した1~10月の新車販売台数は前年同期比0・1%減の2287万900台となった。新車販売は減少傾向が鮮明で、通年でも前年割れとなる可能性が出てきた。
中国の新車市場は長らく右肩上がりの傾向が続いてきたが、足元の景気失速の影響が新車市場にも及び始めたもようだ。
10月単月の新車販売台数は、前年同月比11・7%減の238万100台だった。今年前半はプラスの傾向が続いたが、7月以降、単月ベースで4カ月連続のマイナスとなった。10月の内訳を見ると、乗用車が13・0%減の204万6800台と大きく落ち込んだ。


直接交渉再開、合意できず
ロシアでアフガン和平会合

 【モスクワ共同】ロシア政府主催のアフガニスタン和平に関する国際会合が9日、モスクワで開催され、アフガン政府の和平交渉窓口「高等和平評議会」と反政府武装勢力タリバンの政治部門代表らが参加した。2015年7月を最後に途絶えたアフガン政府とタリバンの直接交渉の再開では合意に至らなかった。
01年に政権を失ったタリバンが公の場で発言するのは異例。
ロシアメディアによると、評議会の代表団は会合後、タリバンが条件を満たさない限りアフガン政府とタリバンの直接交渉は不可能だとして「直接交渉再開では合意しなかった」と説明した。同評議会とタリバンの交渉継続では一致した。


韓国、経済司令塔の2人交代
支持率低下受け刷新図る

 【ソウル共同】韓国大統領府は9日、経済副首相兼企画財政相と大統領府の政策室長をそれぞれ交代させる人事を発表した。経済政策への批判などで文在寅大統領の支持率が低下傾向にある中、司令塔役を担う「ツートップ」(韓国メディア)を交代させることで刷新を図る狙いとみられる。
文氏は9日、ソウルで演説し、韓国はこの半世紀に経済大国に発展したものの、その過程で公正さが失われてきたと指摘。中小企業や庶民まで恩恵が及ぶ「公正経済」の実現を呼び掛けた。
人事は、金東ヨン・経済副首相兼企画財政相に代えて洪楠基氏を、張夏成政策室長に代え金秀顕氏をそれぞれ充てる内容。


タイで秋田牛の販売促進
試食会、知事が魅力PR

 【バンコク共同】タイのバンコクで9日、秋田牛や秋田産日本酒の同国での販売を促進するため、現地のレストラン関係者ら約40人を招いて試食会が行われた。主催する秋田県の佐竹敬久知事も出席し、魅力をPRした。
佐竹知事は「秋田牛は口の肥えたタイの皆さんにも、きっと満足してもらえる」とあいさつし、さらに輸出を拡大したいとの意気込みを示した。
試食会で初めて秋田牛を食べたというタイ人女性のサンソームさん(39)は「やわらかくておいしい」と満足した様子で「タイ人の間で人気が出るだろう」と笑顔で語った。

バンコクで行われたイベントで、秋田牛をPRする秋田県の佐竹敬久知事(右)=9日(共同)


「AIキャスター」中国で登場
動画ニュースで自然な声や表情

 【烏鎮共同】中国国営通信の新華社は、人工知能(AI)技術を活用した「バーチャル」のキャスターが原稿を読み上げる動画ニュースの配信を9日までに始めた。AI技術で人間に近い声や表情を高いレベルで再現することが可能になった。英語にも対応している。
開発に携わったIT企業の担当者は「人間と違い、24時間働くことができる。災害や突発事件の速報に向いている」と説明。日本語などにも対応する技術を開発中で、中国政府の対外宣伝活動の強化にも利用されそうだ。
AIキャスターは、新華社のスマートフォン用のアプリなどに配信する動画でニュースを読み上げている。

世界インターネット大会で初披露された「AIキャスター」=8日、中国浙江省烏鎮(共同)


米銃乱射の犠牲者12人悼む
動機推測は尚早とFBI

 【サウザンドオークス共同】米ロサンゼルス郊外のサウザンドオークスで7日に起きた銃乱射事件で、犠牲者の追悼集会が8日夜に行われ、住民ら約2千人が死亡した12人を悼んだ。多くの出席者が知人や友人を思って涙ぐんだ。
一方、事件の動機は明らかにされていない。連邦捜査局(FBI)の担当者は8日の記者会見で、銃撃後に自殺したイアン・ロング容疑者(28)の犯行動機を推測するのは「時期尚早だ」と述べた。当局は同日、容疑者の自宅を家宅捜索した。


銃乱射容疑者、軍務でPTSDか
アフガン派遣の元米海兵隊員

 【サウザンドオークス共同】米西部ロサンゼルス郊外のバーで起きた銃乱射事件で、地元警察は8日、事件後に自殺した容疑者の男(28)について、アフガニスタンや沖縄県に派遣された元海兵隊員で、4月に突然叫びだすなど感情を抑制できなくなるトラブルがあったと公表した。軍務による心的外傷後ストレス障害(PTSD)の可能性があり、事件との関連を調べている。
犯行に使用された拳銃には、通常より多くの弾丸を込めることができる特殊な弾倉が装着されていた。警察や連邦捜査局(FBI)は殺傷能力を高める狙いがあったとみて、男の自宅を捜索し捜査を進めている。


豪メルボルンでテロか、3人死傷
男がナイフで通行人刺す

 【シドニー共同】オーストラリア南東部メルボルンの中心部の繁華街で9日午後、車が炎上した直後にナイフを持った男が通行人を次々と刺し、1人が死亡、2人が負傷した。男はその後、警官に襲いかかろうとしたため、警官が男に向けて発砲。男を逮捕して病院に運んだが死亡した。警察はテロとの見方を示した。
警察は爆発物処理班を出動させ、炎上した車を調べている。メルボルンの日本総領事館によると、日本人が巻き込まれたとの情報はない。


香港、英紙FT記者の入境拒否
独立派講演主催で制裁か

 【広州共同】英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)などによると、香港の外国人記者クラブ(FCC)の副会長を務める同紙のビクター・マレット氏が8日、香港当局に入境を拒否された。マレット氏は就労査証(ビザ)の更新を拒まれ、10月に香港を出ていた。FCCが香港独立派の講演を主催したことが背景にあるとみられる。
FCCは9日「不当な制裁で根拠がない」として、入境拒否の理由の開示を求める声明を発表。地元メディアによると、英国総領事館は査証問題を注視しているとした上で「このようなやり方は香港の言論の自由を破壊する」と批判した。


火災で邦人含む7人死亡、韓国
ソウル中心部のビル、失火か

 【ソウル共同】ソウル中心部のビルで9日早朝、火災が発生し、消防当局によると7人が死亡、10人以上が負傷した。韓国警察は共同通信の取材に、死者の中に50代の日本人男性が含まれていると明らかにした。
現場には消防隊員約100人が出動、約2時間後に鎮火した。警察が出火原因を調べている。失火の可能性が高いという。
ビルは地上3階建て。当局によると2、3階は居住スペースで、計約50人が居住していたという。古いビルでスプリンクラーが設置されていなかった。居住スペースの出入り口周辺で出火したため、避難が困難になったとみられる。

火災が起きたソウル中心部のビル=9日(共同)


イメルダ夫人に禁錮刑
比の裁判所、汚職認める

 【マニラ共同】フィリピンの公務員犯罪特別裁判所は9日、長期独裁政権を敷いた故マルコス元大統領の夫人で下院議員のイメルダ・マルコス氏(89)の汚職7件を認定し、1件につき禁錮6~11年の実刑判決を言い渡した。
裁判所はイメルダ氏に対する逮捕状発行も命じたが、ロイター通信は検察の話として、控訴できるため逮捕状はすぐには執行されない可能性があると伝えた。
夫のマルコス氏は1986年の「ピープルパワー政変」で失脚し、亡命先の米ハワイで89年に死去した。91年に帰国したイメルダ氏は2010年、マルコス氏の地元の北イロコス州から出馬し、下院議員を務めている。

イメルダ・マルコス氏

セイコー、NYでイベント
高級腕時計、米で売り込み

 【ニューヨーク共同】セイコーウオッチは8日、ニューヨーク中心部で高級腕時計ブランド「グランドセイコー」の販売拡大に向けたイベントを開き、米国限定の3商品を公開した。6800~5万3千ドル(約77万~600万円)と高価だが、好景気が続く米国の需要を取り込む考えだ。
イベントは、10月に高級腕時計の販売会社を米国に設立したのを記念し、小売店関係者らを集めて開催した。参加者は展示された限定商品などを興味深そうに見ていた。
シチズン時計も米国で腕時計の販売を強化している。2014年にニューヨークの繁華街タイムズスクエアに旗艦店をオープンさせた。

高級腕時計ブランド「グランドセイコー」の商品を熱心に見る人たち=8日、米ニューヨーク(共同)


日本人10人以上と連絡取れず
ヨルダン・ペトラ遺跡、鉄砲水で

 【カイロ共同】在ヨルダン日本大使館などによると、ヨルダンのペトラ遺跡で9日、大規模な鉄砲水が発生した。少なくとも45人の日本人が遺跡を訪れていたが、うち約30人は無事が確認された。残る十数人の安否確認を急いでいる。
同大使館によると、ペトラ遺跡は水路の増水のため入り口が封鎖され、ヨルダン警察当局などが別の出口から観光客らを避難させている。
ペトラ遺跡は、ヨルダン南部の古代都市遺跡で、1985年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録され、日本人も多く訪れる観光地。

ヨルダンのペトラ遺跡=2006年7月(共同)


日米首脳、連携維持を確認
トランプ氏「今後も協力」

 安倍晋三首相は9日、トランプ米大統領と電話で会談した。米上下両院で「ねじれ」が生じた中間選挙の結果を踏まえ、日米同盟の重要性と、今後も連携を維持していく方針を改めて確認。首相はトランプ氏の与党共和党による上院の過半数維持について健闘をたたえ、祝意を伝達。トランプ氏は「感謝する。引き続き協力していきたい」と述べた。日本政府が明らかにした。
電話会談は約10分間で、首相側が実施を呼び掛けた。日本政府筋によると、12日からのペンス副大統領の来日が話題になり、トランプ氏は「お世話になる」と語った。今後の電話会談について「何かあったらいつでもやろう」とも提起した。


即位10連休法案を正式了承
自民、総務会で

 自民党は9日の総務会で、皇太子さまが新天皇に即位される2019年5月1日と「即位礼正殿の儀」が行われる19年10月22日を、その年一回限りの祝日扱いとする特別法案を正式了承した。祝日法の規定で4月27日から10連休となる。
総務会では、連休中に金融機関や公的医療機関が特別な対応を取る必要があるとして「できるだけ早く国民に周知すべきだ」との意見が出た。テロ対策に万全を期すべきだとの指摘もあった。


入管法13日審議入りで合意
与野党、外国人就労拡大案

 与野党は9日の衆院議院運営委員会理事会で、外国人労働者受け入れ拡大のため新たな在留資格を設ける入管難民法などの改正案について、安倍晋三首相が出席する13日の本会議で審議入りすることで合意した。与党は12月10日の今国会会期末までの成立を目指す。山下貴司法相は今国会初の衆院法務委員会で所信を表明し、改正案で「人手不足に対応するため、即戦力の受け入れが可能になる」と強調した。
山下氏は受け入れる外国人の社会保険について「法務省から関係機関に情報を提供して加入促進を図る取り組みや、悪質な社会保険料滞納者の在留を認めないことを検討している」と述べた。

衆院法務委であいさつする山下法相=9日午前


最大級メガソーラー、岡山に完成
パネル90万枚、米GE参画

 米ゼネラル・エレクトリック(GE)のグループ会社などが参画する国内最大級の大規模太陽光発電所(メガソーラー)が完成し、岡山県瀬戸内市で9日、竣工式が開かれた。閉鎖された瀬戸内市所有の塩田の跡地を活用し、約260ヘクタールに約90万枚の太陽光パネルを設置。出力は約23万キロワットで、発電した電力は中国電力に売り、約8万世帯分が供給される。
発電所は総事業費約1100億円で、2014年に着工していた。GEのグループ会社や東洋エンジニアリング、くにうみアセットマネジメント(東京)が出資して設立した「瀬戸内Kirei未来創り合同会社」(瀬戸内市)が運営する。

岡山県瀬戸内市に建設された国内最大級のメガソーラー


東北新幹線、煙で緊急停止
携帯バッテリー、4人搬送

 9日午後5時55分ごろ、東京発盛岡行きの東北新幹線はやぶさ65号(17両編成)が上野―大宮間を走行中、6号車の車内で乗客のモバイルバッテリーから煙が確認され、緊急停止した。埼玉県警大宮署によると、6号車に乗っていた女性がバッテリーをかばんから床に落とした際に発煙した可能性があり、詳しい原因を調べている。
JR東日本や消防によると、車掌が消火したが、体調不良を訴えた20代の女性4人が救急搬送された。
はやぶさ65号は安全確認後に9分遅れで大宮駅まで到着し、先の区間が運休となった。大宮駅のホームは6号車周辺に消防隊員らが集まり、一時騒然とした。

煙が確認された東北新幹線の車両脇に立つ消防隊員ら=9日午後7時28分、JR大宮駅


安田さんの「謝罪」へ疑問相次ぐ
外国人記者

 内戦下のシリアで2015年に拘束され、3年4カ月ぶりに解放されたジャーナリスト安田純平さん(44)が9日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見した。海外の記者からは「やるべき仕事をした」との称賛の声が出た一方、「自己責任論」や安田さんが謝罪したことへの疑問の声が相次いだ。
日本で通信社を運営するマイケル・ペン氏は、国際ジャーナリスト組織が安田さんは「謝罪すべきではない」とする声明を出したことを紹介。「国際的なジャーナリストとして謝罪は本当に必要だと思うのか」と質問した。
安田さんは「私の行動にいくつかのミスがあったことは間違いない」などと説明した。

日本外国特派員協会で記者会見するジャーナリストの安田純平さん=9日午後、東京・丸の内


元朝日記者の損賠請求棄却
慰安婦記事巡り、札幌地裁

 元朝日新聞記者の植村隆氏(60)が、従軍慰安婦について書いた記事を「捏造」とされ名誉を傷つけられたとして、ジャーナリストの桜井よしこ氏(73)と出版社3社に謝罪広告の掲載と損害賠償などを求めた訴訟の判決で、札幌地裁(岡山忠広裁判長)は9日、植村氏の請求を棄却した。
訴状によると、植村氏が朝日新聞記者時代の1991年に韓国の元慰安婦の証言を取り上げた記事を「捏造」「意図的な虚偽報道」などとする桜井氏の記事が、週刊新潮など3誌や桜井氏のオフィシャルサイトに掲載された。
植村氏は文芸春秋などに対しても同様の訴訟を起こし、東京地裁で係争中。

判決後、記者会見に臨む元朝日新聞記者の植村隆氏=9日午後、札幌市


都内でアルビノ迫害の実態訴え
アフリカでは殺人事件も

 生まれつき肌が白い「先天性白皮症(アルビノ)」への迫害の実態について考える国際会議が9日、東京都内で開かれた。アフリカではアルビノの人体を手に入れると幸運になれるとの呪術信仰があり、殺害や手足切断などの事件が相次いでいる。会議では被害者や専門家が登壇し、悲惨な現状を訴えた。
マリアム・スタフォードさん(35)は2008年、タンザニアの自宅で寝ていた際に4人の男たちに襲撃され、両腕を切り落とされた。妊娠中だった胎児も死亡。「4人の中には10年来の隣人もいた」と振り返った。

国際会議で被害の経験を語るマリアム・スタフォードさん(左)=9日、東京都港区