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江戸時代中期から20世紀まで、著名な木版画作品に見る「夜」の表現の変遷をたどる展示が、シカゴ美術館で開かれる。鈴木晴信や奥村政信らの浮世絵では、夜は人物の背景として単純に真っ黒に塗られているが、幕末以降は、人よりも夜の光景がそれ自体の意味を持って、美しい微妙な色合いで描かれるようになる。晴信「夜の萩」や安藤広重の「両国花火」、大正・昭和の版画家川瀬巴水の「冬の月」など、シカゴ美術館のコレクションから展示される作品を見比べてみよう。1月20日から4月14日まで。
場所:Art Institute of Chicago
111 S. Michigan Ave., Chicago
時間:月 11:00 am - 5:00 pm; 火11:00 am - 8:00 pm; 金‐日 11:00 am - 5:00 pm